2019年03月15日号
次回4月3日更新予定

artscapeレビュー

Konohana's Eye ♯4 小出麻代 展「空のうえ 水のした 七色のはじまり」

2014年07月01日号

会期:2014/06/06~2014/07/20

the three konohana[大阪府]

筆者にとって小出麻代の作品といえば、昨年に京都のLABORATORYで披露したインスタレーションが思い浮かぶ。鏡、紙、版画、鉛筆、待ち針などの、薄い、軽い、小さいものを、カラフルな糸や電気コードでつなぐことにより、繊細かつ起伏に富んだ空間をつくり上げたのだ。本展の新作でもその傾向は変わらず、構成力の高さも相変わらずであった。そして、各要素を繋ぐ糸の存在が、彼女の表現の核であることを実感した。また本展では、青写真の版画作品という新たな要素も加わっていた。これは、昨年に彼女が英国・マンチェスターに短期留学した際に身につけた新たな表現方法だ。単体でも魅力のある表現なので、今後の展開が期待できる。

2014/06/07(土)(小吹隆文)

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