artscapeレビュー

梅原育子 展

2012年03月01日号

会期:2012/02/04~2012/02/12

祇をん小西[京都府]

壺もしくは細胞分裂を思わせる生命的形態の陶オブジェを多数出品。それらはすべて京都・舞鶴にある彼女の実家の田んぼでもみ殻を使って野焼きしたものだ。野焼き特有の焦げ目やザラリとした素朴な風合いが形態とマッチしており、優しくも濃密な気配が空間を満たしていた。別室では野焼きの情景を記録した映像を見ることができたが、この映像が滅法面白く、今後は映像をより積極的に活用すべきだと感じた。また、実家の田んぼで公開制作&個展を行なうのもよいだろう。

2012/02/07(火)(小吹隆文)

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