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ミュージアムショップ/ミュージアムグッズのいま

[2019年01月15日号(大澤夏美/artscape編集部)]

美術館や博物館を訪れる体験のなかでの隠れた目玉のひとつとして、近年ますます多くのアートファンの心を惹きつけているのが、ミュージアムショップとそこで扱われる数々のグッズだ。ポストカードや文房具、お菓子といった幅の広さもさることながら、その館の...

【上海】第12回上海ビエンナーレ

[2018年12月15日号(鷲田めるろ)]

開催中の第12回上海ビエンナーレを見た。会場は国営の「上海当代芸術博物館」(PSA)。黄浦江西岸にある旧発電所の建物を改修した美術館である。このエリアは2010年に行なわれた上海万博の会場で、PSAも万博のパビリオンのひとつであった。近くに...

【パリ】混沌の時代に共感を呼ぶエゴン・シーレとジャン=ミッシェル・バスキア

[2018年12月01日号(栗栖智美)]

パリはこの秋、続々と興味深い展覧会がスタートした。なかでも興味を引いたのが、2014年オープンのルイ・ヴィトン財団美術館で開催される「エゴン・シーレ展」「ジャン=ミッシェル・バスキア展」だ。この個性的な2人のアーティストのペアリングは、Le...

毛利悠子 しなやかなレボリューション

[2018年11月15日号(荒木夏実)]

10月27日(土)、毛利悠子の個展「ただし抵抗はあるものとする」が十和田市現代美術館で始まった。2015年の日産アートアワードグランプリ受賞以降、芸術選奨文部科学大臣新人賞の受賞(2017)、コチ=ムジリス・ビエンナーレ 2016(インド)...

拡張を見せるベルリン・アート・ウィークとその周辺

[2018年11月01日号(かないみき)]

第7回目を迎えて毎秋恒例となった「ベルリン・アート・ウィーク」が、年を追うごとにその規模を拡張している。今年はアート・フェアをはじめ、美術館やギャラリー、プロジェクト・スペース、劇場、プライベート・コレクション、野外の特設会場など、市内およ...

みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018

[2018年10月15日号(白坂由里)]

東日本大震災の前後から全国的に広がった「芸術祭ブーム」は、美術館に足を運ばない層の人々にも作品に親しむ機会や、屋外インスタレーションを得意とする作家の活躍の場を広げたが、ともすれば単調な作品巡礼にもなりがちで、1、2回で終了してしまうケース...

【アジア】アートブックフェアの現在地

[2018年10月01日号(安東嵩史)]

「アジアが熱い」と言われ始めて久しい。 その言葉にはいくつかの要素が含まれるが、まずはなんといっても特徴的な人口動態がある。国際連合の2008年度調査では世界の若者人口(ここでは15〜29歳)のうち実に30%を東南アジアが、28%を南アジア...

【韓国】アーカイブとしての映画祭の可能性──ソウル実験映画祭(EXiS)レポート

[2018年09月15日号(阪本裕文)]

2018年7月12日から19日にかけて、韓国にてソウル実験映画祭(Experimental Film And Video Festival In Seoul|EXiS)が開催された。今回、筆者はEXiSに参加したので、ここでは実際に観たプロ...

【タイ】写真の呪物性と多元化する表現──PHOTO BANGKOKとタイの写真史から

[2018年09月01日号(小高美穂)]

これまで写真表現の中心は長らく欧米諸国がリードしてきた。しかし近年、アフリカや中東、南米、そしてアジアの写真家たちの活躍が目立ってきている。現在、タイのバンコクで写真フェスティバル「PHOTO BANGKOK(フィト・バンコク)」が開催中だ...

【香港】産業遺産はAssembleによってどう生まれ変わるか──Centre for Heritage Arts and Textile(CHAT)の挑戦

[2018年08月01日号(マシュー・レオン/高橋瑞木/金田泰裕)]

20世紀なかばに世界で隆盛を誇った香港の繊維産業の遺構が、いまアートセンターに生まれ変わろうとしている。 Centre for Heritage Arts and Textile(CHAT) は、かつて香港で最も大きな紡績会社であった南豐紡...

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