2019年09月15日号
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「日本」という想像上の化け物を越えて──流動性を増すアジアの舞台芸術

[2019年09月15日号(藤原ちから)]

近年、アジア間の国境を跨ぐかたちでの共同制作やアーティスト・イン・レジデンスなどが盛んに行なわれ、トランスナショナル化が進むパフォーミングアーツの現場。そういった状況に、日本に拠点をもつアーティストや観客たちはどう向き合っている(いく)のだ...

【上海】陸揚と喩紅──2人の作家をとおして見る中国の多面性

[2019年09月01日号(小野田光)]

アジアの現代美術マーケットの中心地のひとつである上海で開催されていた、2人の女性アーティストによる個展について、中国在住の小野田光氏に寄稿いただいた。年代も作風もまったく異なる2人の作品をとおして、中国の変貌の加速そのものも見えてくるようだ...

『羅生門』から『赤毛のアン』へ──高畑勲の演出が音楽にもたらすもの

[2019年08月01日号(細馬宏通)]

2018年に逝去したアニメーション映画監督・高畑勲の演出に焦点をあてた回顧展が、現在、東京国立近代美術館で開催されている。ジェスチャー、アニメーションの研究者であり、『今日の「あまちゃん」から』(河出書房新社、2013)、『二つの「この世界...

【イルクーツク】共鳴しあう都市と絵画と音楽

[2019年08月01日号(多田麻美)]

欧米はもちろん、首都モスクワからも遠く離れた場所にある内陸都市、イルクーツクの作家たちの強みは、表現者に必要な環境や刺激をしっかりと得られると同時に、流行りの概念や手法に影響され過ぎずにも済むということだろう。そんな豊かで自由な創作環境のな...

「見えないこと」から「見ること」を再考する──視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

[2019年07月15日号(林建太/中川美枝子/白坂由里)]

晴眼者と視覚障害者が一緒に美術を鑑賞する。そのとき、障害の有無にかかわらず、多様な背景を持つ人が集まり、美術作品を通じて語り合う場がつくられる。2012年に発足し、横浜美術館、東京都現代美術館など全国の美術館や博物館でこうしたワークショップ...

【ロンドン】人工知能の不完全性が開くクリエイティビティの扉──「AI: More than Human」展

[2019年07月01日号(日比野紗希)]

AI(人工知能)の創造的かつ科学的な発展をリサーチし、AIと人間の関係性をテーマにした展覧会「AI: More than Human」がロンドンのバービカンセンターで開催されている。

〈資料〉がひらく新しい世界──資料もまた物質である

[2019年06月15日号(鏑木あづさ)]

展覧会場に置かれている作家の直筆の手紙やスケッチ、当時のパンフレットやチラシ。以前は、展覧会場の終盤に、興味のある方だけご覧ください、とでもいうかのようにひっそりと置いてあったものが、いまでは作品と同じ並びで展示されていることがある。アーカ...

【ハノイ】芸術はなぜ必要か──ベトナムから考える

[2019年06月01日号(遠藤水城)]

2010年、アーカス・プロジェクトのディレクターを辞し、東京から関西に拠点を移した。東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)の設立と運営に携わる一方、インディペンデント・キュレーターとして「曽根裕|Perfect Momen...

小杉武久とマランダという名の亀、その終わりのない旅と夢

[2019年05月15日号(椹木野衣)]

芦屋市立美術博物館での大規模な回顧展の記憶もまだ新しい昨年10月、小杉武久は80年の人生に幕を閉じた。即興音楽、サウンド・インスタレーションのパイオニアであり、1960年代終わりから晩年まで、ジャンルを超え、実験的で何ものにも捉われない自由...

黒いコードの群れ──「クリスチャン・ボルタンスキー─Lifetime」展

[2019年04月15日号(北野圭介)]

瀬戸内国際芸術祭や大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、さまざまなグループ展で、これまでにも多くの作品を日本で発表してきたクリスチャン・ボルタンスキー。今年2月9日から、大阪の国立国際美術館で開催されている「クリスチャン・ボルタンスキ...

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