2021年08月01日号
次回9月1日更新予定

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【ベルリン、ハレ】パンデミックが開いた世界観──私たちは他の存在とどう生きるのか

[2021年08月01日号(日比野紗希)]

ヨーロッパはホリデーシーズンが到来。昨年の秋から続いた厳格なロックダウンが解かれ、ベルリンにも観光客の姿がみえる。美術館やギャラリーをはじめ、アートフェスティバルなどが再開し、文化的側面においても少しずつ活気を取り戻し始めた。 しかし、一方...

東日本大震災の記憶の伝承──被傷性の展示を行なうこと

[2021年08月01日号(竹沢尚一郎)]

今年が東日本大震災発生から10年という節目であること、また「復興五輪」の呼び声で招致された東京2020オリンピック競技大会開催に絡んでか、昨年から今年にかけて東北各地にいくつか大型の復興祈念・伝承の施設がオープンしている。被災と復興の記憶を...

泳ぐ彼女を観るあなたの眼差しを寝そべるわたしが視てあげよう、叩き割ってあげよう。そして……──ピピロッティ・リスト展に寄せて

[2021年07月15日号(北野圭介)]

世界のあちこちの美術館で来場者数の記録をつくったのそうでないのといった噂話を耳にしていたし、なんかポップ・アイコンまがいの人なのかなあとも勘ぐったりしていたこともあって、2014年、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015でピピロ...

【サンタバーバラ】ラディカル・ラーニング Get out of your mind, into your body, and heal.

[2021年07月01日号(キオ・グリフィス)]

昨年からのコロナ禍で、美術館やギャラリー、劇場、オルタナティブスペースなど、これまで確立されてきた、人々が接触する具体的な場が断たれてしまった文化芸術の状況は大きく揺さぶられた。特に現場でしか体感できない立体作品、インスタレーション、そして...

分有されるスクリーン──コロナ禍における映画・映像の現在

[2021年06月15日号(阪本裕文)]

コロナ禍によって、劇場や映画館、美術館、コンサートホールなどがそれまでのような活動を制限される状況が続くなか、昨年春頃よりドキュメンタリー、実験映画、ビデオアートなどの映画・映像の領域にて、オンライン上映の試みが現われ始める。それらはコロナ...

ロックダウン明けのパリ、ルーヴル美術館より

[2021年06月01日号(栗栖智美)]

L'art est une évasion de la réalité. 「芸術は現実からの逃避である」とはアンリ・マチスの言葉であるが、この1年、フランスは、いや世界は、未曾有のCOVID-19というウイルスに対して現実逃避をする場所さえ...

ファッションのプラットフォーム・クリティーク試論──衣服の表層から循環基盤のメタデザインへ

[2021年05月15日号(川崎和也)]

どんな材料とエネルギーを使って、誰が、どのような環境で衣類をつくっているのか。環境危機が緊迫しているなかで、サステイナブルファッションは多様な選択肢のひとつから、ファッション業界のみならず、人類が生き残るための戦略へと、その重要性がますます...

アートを育てるまち、北加賀屋──見に行く場所から、つくる場所へ

[2021年04月15日号(小倉千明)]

まちを歩けば、アートに当たる。ゴウゴウグイーングイーンと鉄のクレーン車が元気な音をさせて働いている工場があると思えば、その横には鉄を使ったアート作品が展示されている。公園を抜けた先にある壁にはカラフルな巨大グラフィティが描かれていたり、下町...

東アジアのヴィデオ・アート再考察──開拓者による1960-90年代の作品を集めて

[2021年04月15日号(小野田光)]

14億を超える人口を抱えながら、新型コロナの感染抑制がかなり成功している中国。4月に入り、行楽シーズンを迎える4月14日現在、アート情報専門のアプリ「iDaily Museum」を開けば、北京では71の、上海では50の展覧会情報が紹介されて...

国際婦人デーを祝して──イルクーツクの女性作家たちの功績とシベリア・アートの再発掘

[2021年04月01日号(多田麻美)]

世界中で猛威を振るった新型コロナの流行は、イルクーツクのアートをめぐる環境にも大きな打撃を与えた。そんななか、この春、息を吹き返すように開かれたいくつかの展覧会は、限られた条件の下で地元のアーティストたちの蓄積してきたものをさりげなく発信し...

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