キュレーターズノート

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李禹煥「無限の提示」、ライアン・トラカートゥン「エニィ・エヴァー」

[2011年09月15日号(中井康之)]

 この6月〜8月は10月にオープンする担当展の準備を中心としてスケジュールが進行したため、通常のフィールドワークを行なうことはほとんどできなかった。そのようななかでも、来年度に予定されている展覧会の出品交渉も兼ねた作品調査を行なうためにミネ...

アーティスト・イン・レジデンスと美術館/シャルロット・ペリアン展、準備中

[2011年09月15日号(角奈緒子)]

 岡山県は倉敷市。現在、倉敷美観地区と呼ばれる町並み保存地区は、倉敷川を中心に栄えた商人の街。白壁の屋敷や古い民家、川沿いの柳並木など江戸時代の面影をいまに伝える、風情あるこの一帯は、1979年に伝統的建造物群保存地区に指定され、観光名所と...

IMA(いま)ここで

[2011年09月01日号(伊藤匡)]

 震災が美術館に与えた影響には2種類ある。ひとつは、地震による建物や作品の被害だが、この点で被災地の美術館のほとんどは、地震の揺れの強さに比して被害は最小の範囲に収まったといえる。美術館は芸術作品や文化財を保護する蔵なのだから、美術館が壊れ...

アートラボあいち/長者町大縁会

[2011年09月01日号(能勢陽子)]

 2010年夏に開催されたあいちトリエンナーレ以降、会場のひとつであった長者町繊維街では、引き続き展覧会やイベント、勉強会が行なわれている。4月から月に一度、ATカフェの入っていた万勝S館で、「One Day Cafe」と称して作品展示、ラ...

画家たちの二十歳の原点/菊畑茂久馬回顧展

[2011年08月15日号(山口洋三)]

 「“孤独”という“大切な時間”をどう生きるか」。──「画家たちの二十歳の原点」という展覧会の図録の帯にある言葉だ。この展覧会のことが気になっていた。下関市立美術館に巡回することを知り、「菊畑茂久馬回顧展」を福岡・長崎の両会場で立ち上げ、ち...

帯広コンテンポラリーアート2011──真正閣の100日

[2011年08月01日号(鎌田享)]

 この夏、帯広で「真正閣の100日」と題したアートイベントが開かれている。市内にある「真正閣(しんしょうかく))」という古建築を舞台に、帯広そして北海道在住のアーティスト50名余りが、14週間にわたって週替わりで個展やグループ展、そしてパフ...

「イェッペ・ハイン 360°」カタログ

[2011年08月01日号(鷲田めるろ)]

 8月31日まで金沢21世紀美術館で開催中の「イェッペ・ハイン 360°」のカタログを目下制作中である。8月6日より、金沢21世紀美術館のミュージアムショップで発売する。ハインの作品は、空間との関係もさることながら、観客との関係が重要である...

3.11以降の熊本アート──坂口恭平「ゼロセンター」/トーチカ「ReBuild」

[2011年07月15日号(坂本顕子)]

 3月11日という日以降、被災地から遠く離れた熊本のアートシーンもぐっと大きく舵を切り、まだ見ぬ世界へとスピードをあげて進み始めた。もともと、九州新幹線の全線開業を契機として、九州をひとつのフィールドと見立てるように各県のオルタナティブなア...

ニューヨーク、アート訪問備忘録(ギャラリー街、Guggenheim、MET、MoMA&PS1、New Museum)/オノ・ヨーコ展「希望の路 YOKO ONO 2011」

[2011年07月01日号(角奈緒子)]

 ニューヨークのグッゲンハイム美術館で先週オープンした李禹煥の個展に当館所蔵の作品を貸し出すため、クーリエとしてニューヨークを訪れた。このところの多忙ゆえ、国内の展覧会をなかなか見る機会がなかったということもあり、今回のレポートは日本を飛び...

リアス・アーク美術館と「N.E.アーティスト協会」/コレクションの力、青森の力/伊藤二子と八戸展 ほか

[2011年07月01日号(工藤健志)]

 地震と津波で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市に建つリアス・アーク美術館。去る5月29日、被災状況の聞き取り調査ととある案件の打ち合わせのため、同館学芸員の山内宏泰さんを訪ねた。

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