artscapeレビュー

美術に関するレビュー/プレビュー

全国刑務所作業製品展示会・即売会

会期:2009/06/05~2009/06/06

科学技術館[東京都]

妻子と会場で待ち合わせ。いくら妻好みの展示即売会とはいえ、こんなとこで待ち合わせるか。テーブルや仏壇などの木工家具から陶器、雑貨、靴、食品まで生活用品がそろう。とくにムショならではのブランドがあるわけでも、それっぽい香りが漂うわけでもなく、ごくフツー。実演や体験コーナーもあるが、本人たちが実演するわけではないし、予行演習として参加する人もいない。てゆーか、おれたちはなにを期待して来たのだろう。

2009/06/06(土)(村田真)

荒木経惟「69猥景」

会期:2009/05/25~2009/06/20

タカイシイギャラリー[東京都]

あいかわらずアラーキーなモノクローム写真。なんで69かっつーと、69歳の誕生日から始まる個展に6×9判で撮った写真を出す、という単なるダジャレにすぎない。英語表記は「69YK」。もう69歳ならなにやっても許されるわいケー。

2009/06/06(土)(村田真)

マーティン・クリード展

会期:2009/05/30~2009/06/20

HIROMI YOSHII[東京都]

奥の壁に絵が4点。ジグラットみたいな段々のピラミッドが色違いで描かれている。これだけかよ、おもしろいじゃん。ゲロを吐く映像もあった。

2009/06/06(土)(村田真)

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ローリー・シモンズ展

会期:2009/05/23~2009/06/20

小山登美夫ギャラリー[東京都]

江東区のみなさんをお連れして、東京都現代美術館から清澄白河の倉庫へとアートの旅。まず小山ではローリー・シモンズの写真展。なつかしいなあ、70~80年代にコンストラクティッド・フォトのひとりとして、シンディ・シャーマンらとともに注目された女性アーティスト。小山ちっくでも登美夫っぽくもないけど、こういうのもあつかうんだと感心した。

2009/06/06(土)(村田真)

別府現代芸術フェスティバル2009 混浴温泉世界

会期:2009/04/11~2009/06/14

別府市内各所[大分県]

ジャンル:美術、パフォーマンス、その他
会期終了目前に訪れ、1日だけ流すように会場巡りした私に、このアートフェス全体を語る資格はない。が、遠方から訪れた身で実感したのは、アートだけを目的に別府を訪れるのはもったいないということ。温泉やグルメ、観光と組み合わせ、連泊して別府の街を味わい尽くすことで、初めて語れる催しなのだろう(主催者の目論みもそこだろうし)。作品で印象深かったのは、レトロな市街地の空気と絶妙にマッチしていたチャン・ヨンヘ重工業の映像作品と、犬、鶏、鼠、蛇、サソリなどをひとつの空間に放ち、阿鼻叫喚の戦闘シーンを記録したアデル・アブデスメッドの映像作品。特に後者は動物愛護団体が見たら卒倒ものだが、「混浴温泉世界」の理念と現在の国際情勢を象徴的に表わしており、短時間の作品ながら大変インパクトがあった。

2009/06/06(土)(小吹隆文)