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美術 |
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村田真/むらたまこと・美術ライター |
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淺井裕介《Fu-ka drawing/MaskingPlant》
(取手アートプロジェクト2006)
撮影=淺井裕介 |
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2008年に注目するアーティストとその理由 |
──浅井裕介
美術館でも路上でもどんどん増殖していくから。2008年も勝手に増殖していくだろう。 |
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2008年に期待する展覧会・ムーヴメントとその理由 |
──フェルメール展(8月2日〜12月14日、東京都美術館)
ここ10年ほどフェルメールは日本に毎年のように来ているが、今回は一挙6点(またはそれ以上)、しかも4カ月を超える長期滞在。貸し出す側からすれば前後を含めて半年近くフェルメールが不在になるわけだから、異例の事態というべきだろう。 |
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2007年に記憶に残った書物、論文、発言など |
──『アートコレクター』No.6(生活の友社、2007)
巻頭特集が「日本にしのびよる中国アートの脅威」と「日本のアートマーケットが危ない!?」。ほかにもハンス・アビング『金と芸術』(山本和弘訳、grambooks、2007)とか、宮崎克己『西洋絵画の到来』(日本経済新聞出版社、2007)とか興味深い本はあったが、本誌は年末に読んでいちばん記憶に残っているから。
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