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建築 |
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2008年に注目する作家とその理由 |
特定の「注目する建築デザイナー」はいません。建築はあまりに広く、複雑で深いので、特定の建築家のみで2008年の建築の動向を代表させることは、少なくとも私には、とてもできないからです。
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2008年に期待する展覧会・ムーヴメントとその理由 |
1──北京オリンピック
世界を代表する多くの建築家の作品が、あたかも建築オリンピックのようにして集合し、世界に向けて表現されるイヴェントであるため。
2──ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展
ヴェネツィア・ビエンナーレでは、このところ、過去数回に渡って、日本の建築的思考とその表現が世界にインパクトを与えてきているので。 |
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2007年に記憶に残った書物、論文、発言など |
2007年に限定されるわけではありませんが、エイドリアン・フォーティ『言葉と建築』(坂牛卓+辺見浩久訳、鹿島出版会、2005)は、改めて、建築と言語の複雑な関係を考えさせる書物として、無視できない存在として視野に映り込んでいます。それに関連して、『新建築』2008年1月号における、原広司氏の月評は、この「言葉と建築」の問題系を、より広い歴史的射程から、思慮深く反芻しており、心を打たれずにはいられませんでした。 |
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