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artscapeレビュー

カタログ&ブックス | 2020年9月15日号[近刊編]

2020年09月15日号

展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をartscape編集部が紹介します。
※hontoサイトで販売中の書籍は、紹介文末尾の[hontoウェブサイト]からhontoへリンクされます





活動の奇跡 アーレント政治理論と哲学カフェ

著者:三浦隆宏
発行:法政大学出版局
発行日:2020年6月30日
定価:3,400円(税抜)
サイズ:四六判、380ページ

アーレントが見出した「活動」の奇蹟と、哲学カフェ実践の軌跡。人生のさまざまな困難の当事者を含め、誰もが平等に声を発し、互いに耳を傾け、その人固有の存在として現われることのできる新しい政治的公共性の場所づくりが、いま求められている。哲学とその外を往還し、村上春樹と悪のモチーフ、建築や臨床の知の具体例から、「私たち」の感覚を取り戻し、思考なき全体主義を克服する道を探る好著。

A NEW RIVER

著者:岩根愛
ブックデザイン:町口覚
発行:bookshop M
発行日:2020年7月28日
定価:2,500円(税抜)
サイズ:257mm×182mm、32ページ

デザイン/装画:


第44回木村伊兵衛写真賞を受賞した岩根愛の新刊。三春、北上、遠野、一関、八戸で撮影された桜のほか、各地の伝統芸能の写真で構成。

美術解剖学とは何か

著者:加藤公太
発行:株式会社トランスビュー
発行日:2020年7月30日
定価:2,500円(税抜)
サイズ:A5判、280ページ

「美術解剖学」という学問がある。古くはダ・ヴィンチが解剖のスケッチをしていたように、芸術家は人間を表現するために、人体の内部構造から多くのことを学んできた。しかし、この美術と医学のあいだにある学問について、現代的な知見に基づいてしっかりと解説した本はほとんどない。本書は、美術解剖学について、その内容から歴史までを概観した、人体を「見る目」を養う学問についての、これまでにない入門書だ。

笹久保伸写真集 Town C Difference and Repetition

著者:笹久保伸
デザイン/装画:鷲尾友公
発行:現代企画室
発行日:2020年8月1日
定価:2,800円(税抜)
サイズ:B5判、48ページ

秩父のアーティスト笹久保伸が、自身の生まれ育った秩父の町を撮影した写真集。(中略)3作目となるこの写真集では、彼の故郷である秩父のリアルな姿が映し出される。笹久保伸の目を通して見る郷里の風景には、外側からは見えない世界の細部が浮かび上がるだろう。

瀬戸内国際芸術祭2019

監修:北川フラム、瀬戸内国際芸術祭実行委員会
寄稿:北川フラム、福武總一郎、西尾洋一、高木智子
発行:青幻舎
発行日:2020年8月7日
定価:3,000円(税抜)
サイズ:B5判、296ページ

2010年に「海の復権」をテーマに掲げスタートした、瀬戸内国際芸術祭。4回目を迎えた2019年の芸術祭では、瀬戸内海の12の島々と2つの港を舞台に、春・夏・秋の3会期に分て計107日間開催された。世界32の国と地域から参加した230組のアーティストによる、瀬戸内海でしか生み出すことのできないアートやイベント、体験、食プロジェクトまでを完全収録した記録集。

押井守の映画50年50本

著者:押井守
発行:立東舎
発行日:2020年8月12日
定価:2,200円(税抜)
サイズ:A5判、320ページ

キューブリック、タランティーノ、デル・トロ…。押井守が、1968年から2017年まで、各年を代表する映画を1本ずつ選び、これまでの50年を振り返りつつ、未来の映画の可能性についても考察する。

政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術 (政治の展覧会)

企画・制作:引込線/放射線パブリケーションズ
主催:引込線2019実行委員会
編集長:松井勝正
副編集長:中島水緒
デザイン:橋本聡
発行:EOS ART BOOKS
発行日:2020年8月27日
定価:1,500円(税抜)
サイズ:A5判、160ページ

2つの世界大戦が生じた時期の政治と芸術について、マリネッティ、リシツキーなど4人の芸術家・批評家の大戦期の活動をケーススタディとして取り上げて考察する。ホッチキス止めされた1000ソヴィエトルーブル紙幣付き。





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2020/09/14(月)(artscape編集部)

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