artscapeレビュー
カタログ&ブックス | 2022年5月15日号[近刊編]
2022年05月15日号
展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。
※hontoサイトで販売中の書籍は、紹介文末尾の[hontoウェブサイト]からhontoへリンクされます
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ポスター芸術論 十九〜二〇世紀フランスの広告、絵画、ポピュラー・イメージ
シェレ、ロートレック、ミュシャ、……街に氾濫する大型の広告ポスター。大量に流通し始めたポピュラー・イメージの衝撃に画家やデザイナーはいかに対峙し、美術批評家、文化政策、産業界はどう関わったのか。フランス美術史への新しい視点。
『丸亀での現在』展カタログ
2021年12月18日〜2022年3月21日に開催された展覧会「丸亀での現在」のカタログ。
国を越えてアジアの芸術
アジア・アートの国を越える可能性を問うて、各界、第一線で活躍する人達へ取材。西洋規範に則られがちな我々の価値観・芸術観を相対化し、現代演劇や舞台芸術の最前線で「いま・なに」が行われているかを探求する。
文化政策の論理と芸術支援の実際
文化芸術支援のロジックを欧米と比較しつつ,日本では議論が遅れている芸術の倫理性についても考察。明治期以降の国と地方の行政統治機構の関係を明らかにし,政策決定における会議の内実に踏み込み検討する。
COMPOST vol.03
京都市立芸術大学芸術資源研究センターの研究紀要。
『Chim↑Pom:ハッピースプリング』展カタログ第1巻(LPレコード版)
2022年2月18日(金)~ 5月29日(日)まで森美術館にて開催されている展覧会『Chim↑Pom』のカタログ。
絵の中に入る
グラフィック・デザインで大きな足跡を残した巨星、仲條正義氏が12年にわたり「暮しの手帖」の表紙として描き続けた75枚の絵が一冊に。
蓮の暗号 〈法華〉から眺める日本文化
「侘び・寂び」でも「アニミズム」でも「武士道」でもない日本。
その流れは、あからさまな水音を立てない。
むしろ地中深くを潤し、あらゆる草木の根から茎へと巡って森を育んできた。
ありありと描かれているのに、私たちがそうとは気づかないもの。気づかせないもの。
それについて、あえて想像力を豊かに解読の妄想に耽ってみたい。(帯文より)
建築家の基点 「1本の線」から「映画」まで、13人に聞く建築のはじまり
建築家の作品は、創造の「基点」が人生の初期に現れ、現在まで継続的に展開している。 本書は、建築家・坂牛卓氏による、建築家13人のインタビュー集。
画文でわかるモダニズム建築とは何か
藤森照信によるモダニズム建築論を宮沢洋が描くイラストとともに楽しく学ぶ入門書。
世界中の都市に鉄とガラスとコンクリートでつくられた四角い箱が立ち並んでいるのはなぜか?
歴史主義建築が席巻していた19世紀から一転、インターナショナル・スタイルがどのように生まれ世界に広がったのか、その謎に迫る。
ミュージアムグッズのチカラ2
待望の続編‼ ミュージアムグッズの持つ「チカラ」を紐解こう。美術館、歴史博物館、自然史博物館、動物園、水族館……日本全国、あらゆるジャンルのミュージアムを訪ね歩き、その活動とミュージアムグッズを紹介。豊富なインタビューと愛らしいグッズが、あなたをミュージアムの世界へ誘います。
新しいエコロジーとアート──「まごつき期」としての人新世
本書は、「人新世」「資本新世」とよばれる新しい環境下で生じてきた自然、 政治、社会、情報、精神面での変化に対する現代美術の応答と変容、そして、これらを伝えるキュラトリアル実践に関して、キュレーター、哲学者、人類学者らによる領域横断的なアンソロジーである。
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https://honto.jp/
2022/05/13(金)(artscape編集部)