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プレビュー:キレなかった14才♥りたーんず/ベップダンス

2009年05月01日号

こまばアゴラ劇場/別府現代芸術フェスティバル2009[東京/大分]

今月から最後の一本はプレビューにします。
今月のお勧めは、東京では「キレなかった14才♥りたーんず」。すでに紹介した篠田千明の「アントン、猫、クリ」含め、二十代半ばの6人の演出家たちの作品が毎日上演されています。彼らの大胆なアイディアに未来の萌芽が感じられること必至です。4/16から始まっていて5/6まで、こまばアゴラ劇場にて。
キレなかった14才♥りたーんず:http://www.komaba-agora.com/line_up/2009_04/kr14.html

東京以外では、「ベップダンス」が要注目です。こちらもすでに4/11からはじまっています。毎週末公演が予定されていますが、とくに期待したいのは舞踏家・室伏鴻とボリス・シャルマッツのコラボレーション。シャルマッツは、昨年土方巽のテクストを用いたデュオダンスで話題を集めたフランスの振付家。若手とのグループKo & Edge Co.やソロでの公演で数々の伝説を生んできた室伏が異国の新進気鋭とどんな舞台を創造するのか、とても楽しみです。同時期に別府現代芸術フェスティバルでは現代美術・音楽などの展示・イベントも行なわれますが、ダンスもお忘れなく。
ベップダンス:http://www.mixedbathingworld.com/event/archives/item_109.html

2009/04/30(木村覚)

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