毎月1日、15日号発行の美術館・アート情報をお伝えするWebマガジン(次回4月3日更新予定)

artscapeレビュー

ルーヴル美術館特別展 LOUVRE No.9 ~漫画、9番目の芸術~

2017年01月15日号

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会期:2016/12/01~2017/01/29

グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ[大阪府]

日本と並ぶ漫画大国のフランス(ちなみにフランス語圏では漫画をバンド・デシネ=BDと呼ぶ)。21世紀に入り、同国が誇る美の殿堂ルーヴル美術館は漫画に注目。国内外の漫画家にルーヴルをテーマにした作品を描いてもらう「ルーヴル美術館BDプロジェクト」をスタートさせた。その成果を紹介しているのが本展だ。出展作家は16組。日本での開催に配慮したのか、約半数の7組が日本人作家だった。筆者は漫画に不案内なので作品についてあれこれ言えないが、原画やネームを生で見るのはやはり興味深い。どの作家も、少なくとも線画に関しては非常に上手く、美術家が見ても十分勉強になると思った。一方、本展で紹介されている作品の傾向を見ると、記号的な絵よりも絵画性を重視しているように思われ、この辺りにフランス人と日本人の漫画観の違いが現われているように感じた。

2016/11/30(水)(小吹隆文)

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