2020年07月01日号
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artscapeレビュー

2020年06月15日号のレビュー/プレビュー

カタログ&ブックス | 2020年6月15日号[近刊編]

展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をartscape編集部が紹介します。
※hontoサイトで販売中の書籍は、紹介文末尾の[hontoウェブサイト]からhontoへリンクされます





「文明」と「野蛮」のアーカイヴ ゴダール『イメージの本』からリヒター《アトラス》へ

編著:飯田高誉
発行:新曜社
発行日:2020年5月20日
定価:6,800円(税抜)
サイズ:A5判、392ページ

「展覧会」のスケールを超えた恐るべき作品群と未曽有の展示空間により、「飼いならされて」いないアートとは何か、その問いと答えをわれわれに突きつけた、内外より多大な評価を得た〈堂島ビエンナーレ2019:シネマの芸術学_東方に導かれて_ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』に誘われて〉。ゲルハルト・リヒター《アトラス》最新版全点(本邦初公開)含めた全記録(カラー280頁)と詳細な書き下ろしテキスト(展覧会概観、作家・作品解説、図版付ゴダール作品詳細解説)を展覧会を超えた驚愕の構成により1冊に。完全バイリンガル版(日英)にて満を持して刊行!

イタリア芸術のプリズム 画家と作家と監督たち

著者:岡田温司
発行:平凡社
発行日:2020年5月
定価:3,000円(税抜)
サイズ:四六判、208ページ

西洋美術史家にして現代思想のよき道案内である著者の小さな総括。黄金期70年代までの映画を真ん中に、美術、文学、思想、宗教を縦横無尽に語り尽くす快著。

建築の東京

著者:五十嵐太郎
発行:みすず書房
発行日:2020年4月20日
定価:3,000円(税抜)
サイズ:四六判、232ページ

平成から令和へ。オリンピックを前にして東京はいかに変貌したか? 一貫して都市の「メタボリズム」を重視し、「すぐれた建築が壊されるとしても、その後に志のある建築がつくられるなら必ずしも反対しない立場」をとる著者が近過去に登場した建築=景観、丹下健三・岡本太郎以後の建築家・アーティスト双方による東京計画・未来都市の系譜、各種メディアのなかの東京を検証する。

現代アートをたのしむ 人生を豊かに変える5つの扉

著者:原田マハ、高橋瑞木
発行:祥伝社
発行日:2020年4月30日
定価:1,200円(税抜)
サイズ:新書判、296ページ

「わからない」が「面白い」に変わる、現代アートの入門書! 《「なんだか難しそう」「よくわからない」といわれがちな現代アートについても、あなたがほんの一ミリでも関心をもっているのだとすれば、あなたとアートは、ぐっと距離を縮められる。》(原田マハ「ドアを開く前に──まえがきにかえて」から) アンディ・ウォーホル、シンディ・シャーマン、エルネスト・ネト、ハンス・ハーケ、ビル・ヴィオラ、大竹伸朗、高嶺格など、著者がお薦めする作家の作品群をカラーで掲載するとともに、美術館や展覧会の楽しみ方を女子トークでご案内。 単行本『すべてのドアは、入り口である。』を大幅に加筆・修正。こんなときだからこそ、おうちでじっくり美術鑑賞をしてみては。

DECODE/出来事と記録──ポスト工業化社会の美術

図録執筆編集:梅津元、石井富久、平野到、鏑木あづさ、小泉俊己、田川莉那
デザイン:川村格夫、河原弘太郎
発行:多摩美術大学
発行日:2020年2月29日
定価:2,400円(税込)
サイズ:184x261mm、95+47ページ

2019年9月14日〜11月4日に埼玉県立近代美術館で開催された「DECODE/出来事と記録──ポスト工業化社会の美術」のカタログ。近年国際的に評価が高まっている「もの派」の記録写真や資料との関係から検証した展覧会。

U-35 展覧会 オペレーションブック 2020-21

執筆:秋吉活気、神谷勇机+石川翔一、葛島隆之、山道拓人+千葉元生+西川日満里、松井さやか、山田紗子、和田徹
発行:アートアンドアーキテクトフェスタ
発行日:2020年5月30日
定価:909円(税別)
サイズ:A5判、192ページ

2020年10月16日~26日に大阪駅前・うめきたシップホールにて開催された35歳以下の若手建築家による展覧会「Under 35 Architects exhibition 35歳以下の若手建築家による建築の展覧会2020」のカタログ。倉方俊輔×藤本壮介×平沼孝啓の緊急座談会などを収録。

新写真論 スマホと顔

著者:大山顕
発行:ゲンロン
発行日:2020年3月24日
定価:2,400円(税抜)
サイズ:四六判、320ページ

スマートフォンは写真を変えた。
だれもがカメラを持ち歩き、写真家は要らなくなった。
すべての写真がクラウドにアップされ、写真家も要らなくなった。
写真の増殖にひとの手は要らなくなり、ひとは顔ばかりをシェアするようになった。

自撮りからドローン、ウェアラブルから顔認証、ラスベガスのテロから香港のデモまで、写真を変えるあらゆる話題を横断し、工場写真の第一人者がたどり着いた圧倒的にスリリングな人間=顔=写真論!





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2020/06/15(月)(artscape編集部)

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