artscapeレビュー

《朽ちる家》

2016年04月15日号

[青森県]

さらに青森市まで移動し、稲見公介の《朽ちる家》を見学する。彼の両親と暮らす二世帯住宅で、隣が事務所である。コールテン鋼やウッドロングエコの外壁は、経年変化をポジティブに受け止めるための素材だった。室内は環境性能と省エネに配慮しつつ、地産の材料や職人の技術を徹底的に活用する。

2016/03/04(金)(五十嵐太郎)

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