artscapeレビュー

アンブロークン

2015年07月15日号

エミレーツ航空で、アンジェリーナ・ジョリー監督『アンブロークン』を見る。不屈のイタリア男のオリンピック(ドイツや日本との関わりにも触れる)、1カ月半の過酷な海上漂流サバイバル生活、そして日本軍の虐待が、物語の骨格となっている。が、これで反日映画とされ、公開中止か? という状況に改めて驚く。ただ、映画作品としては必ずしも傑作でない。

2015/06/18(木)(五十嵐太郎)

2015年07月15日号の
artscapeレビュー