artscapeレビュー
ゴットフリード・ゼンパー+カール・フォン・ハーゼナウアー《美術史博物館》
2015年07月15日号
[オーストリア、ウィーン]
雨が振り出し、当初の予定を変え、屋内にとどまることができる、ゴットフリート・ゼンパーによる《美術史博物館》へ。これも外観より内部の装飾密度が圧倒的に高い。1階は彫刻や工芸で、右がエジプト、古代ギリシア、ローマ、左が教会と宮廷の作品である。2階は国別のヨーロッパ名画を展示し、天井の高いメインギャラリーと、それに平行する小さなサブギャラリー群によって空間が構成されている。
2015/06/20(土)(五十嵐太郎)