2022年05月15日号
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artscapeレビュー

松尾勇祐 木彫展「箱庭ラプソディ」

2015年02月01日号

会期:2015/01/13~2015/01/25

ギャラリーモーニング[京都府]

現在30代半ばの若手彫刻家ながら、祇園祭綾傘鉾の鶏像を担当し、昨年の「京展」では市長賞を獲得するなど、目覚ましい活躍を見せる松尾勇祐。これまで主に百貨店の美術画廊で活動してきた彼が、初めて街中の画廊で個展を開催した。作品はすべて木彫で、新作の小品12点と過去の動物彫刻が多数。新作はどれも半身像で、ほとんど素材そのままの下部から始まり、上部に行くほど緻密な表現になる。なかには動物とダブルイメージの作品もあったが、総じて表現力が高く、しかも安定感が感じられる。実力のある作家なので、今後も街中の画廊での個展を続けてほしい。

2015/01/13(火)(小吹隆文)

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