artscapeレビュー

2019年06月15日号のレビュー/プレビュー

真継不二夫「美の生態」

会期:2019/06/04~2019/06/30

JCIIフォトサロン[東京都]

真継不二夫(1903〜1984)はそれほど著名ではないが、戦前から戦後にかけてクオリティの高い作品を残した写真家である。大正末〜昭和初期の「芸術写真」の時代から作品を発表し始め、戦時中は『報道写真への道』(玄光社、1942)、『海軍兵学校』(番町書房、1943)などを刊行した。戦後は各写真雑誌の表紙や口絵ページなどを飾る人気作家となり、特にヌード写真が高く評価された。『美の生態』(大泉書店、1948)、『美の生態Ⅱ』(双芸社、1950)は、ヌード写真と女性ポートレートの代表作を集成した写真集である。今回のJCIIフォトサロンでの展示は、その2冊の写真集に掲載された写真を中心に構成されていた。

戦後すぐの時期には、戦中の抑圧への反動と性の解放の気運があわさって、ヌード写真が大流行していた。福田勝治、杉山吉良、中村立行といった写真家たちが、競って意欲的な作品を発表していたが、その中でも真継のヌードは画面構成の巧さ、完成度の高さでは群を抜いている。京都出身の彼は、おそらくモデルとのコミュニケーションの取り方に、独特の柔らかさと品のよさがあったのではないだろうか。それが作品にもあらわれているように感じる。「美の生態」というタイトルも印象深い。「美」を抽象概念としてではなく、生きもののように捉える考え方がよく出ている。

本展と直接の関連はないが、このところ写真集や写真展で、ヌードを取り上げることにかなり強いバイアスがかかるようになった。本展のDMやカタログの表紙に使われている《肉体丘陵》と題する作品も、SNSから削除される場合があったという。むろん、真継が活動していた時代とは社会環境がまったく違うので安易に比較することはできないが、ヌード写真の撮影や発表に有形無形の圧力がかかり始めていることが気になる。ヌードを題材とするエロス(生命力)の探求は、写真表現の大事なテーマのひとつだ。この展覧会は、そのことへの論議を深めるきっかけにもなるのではないだろうか。

©真継不二夫《肉体丘陵》(1950)

2019/06/09(日)(飯沢耕太郎)

マルク・アリザール『犬たち』

訳者:西山雄二、八木悠允

発行所:法政大学出版局

発売日:2019/05/20

本書の著者マルク・アリザール(1975-)は、これまでポンピドゥー・センターやパレ・ド・トーキョーをはじめとする文化施設で、おもに現代美術に関連する仕事に従事してきた異色の哲学者である。ここ数年は本格的に執筆活動に転じ、『ポップ神学』(2015)、『天上の情報科学』(2017)、『クリプトコミュニズム』(2019)といったユニークな著書を立て続けに発表している(いずれも未邦訳)。とくに本書『犬たち』(2018)は、150頁ほどの小著でありながら、その主題の近づきやすさもあってか、フランス本国で大きな話題を呼んだ。後述するようにけっして易しい内容ではないものの、原書の売り上げは、哲学書としては異例の1万部に達したという。

そんな本書は、人間にとって犬という存在がいかに重要なものであるかを論じる、哲学的動物論である。本書を構成する各章では、クリフォード・シマックのSF小説『都市』や、フランツ・カフカの未完の短編「ある犬の探求」、ジル・ドゥルーズやダナ・ハラウェイによる犬をめぐる哲学的考察、さらにはディズニーの『わんわん物語』やエルジェの『タンタンの冒険』のような子供向けの作品までもが、次々と呼び出される(ちなみに本書には狛犬や忠犬ハチ公も登場する)。そればかりではない。はじめに見たこの著者の経歴から予想されるように、古典絵画(デューラー、ヴェロネーゼ、ベラスケス……)から現代美術(ジャコメッティ、ヘルマン・ニッチュ、ピエール・ユイグ……)に至るまで、芸術作品における犬の表象がふんだんに参照されていることも、本書の大きな特徴である。

著者アリザールの基本的な考えを要約するなら、ほかならぬ「犬」こそがわれわれ人間を作り出したのだ、ということになる。とりわけ、犬の人間に対する信仰が、人間の神に対する信仰と相同的であり、「犬、人間、神のあいだで互いに模倣し敵対し合う三角関係」こそ、「私たちが犬たちと結ぶ愛と憎しみの近代的な関係」の起源である、という一節などは印象的だ。より平たくいえば「神に愛されたいと望むように、私たちは犬を愛し始めた」のであり、一神教とともに「私たちは犬をもうひとりの自分として扱い始め」、それによって「幸福な愚か者という犬の近代的な形象が現れたのだ」(39-40頁)。

前出のハラウェイに代表されるように、犬が人間とともに進化してきた動物である、ということはこれまでにもしばしば言われてきた。アリザールもまたそれに同意するのだが、彼はそこから一歩すすんで、犬が人間の「誕生」に果たした役割を次のように言い表わしている。曰く「人間はある他の動物から進化した動物ではありえず、二つの動物のあいだでつくり出された関係の産物」にほかならない。そうだとするなら、「まさに自分の主人を発明した・・・・・・・・・・ことこそが、犬がおこなった真に決定的なこと、つまり犬の謎なのだと言わなければならないのではないだろうか」(77頁)。

以上のような明快な立場とは裏腹に、本書の道程はけっしてなだらかではない。挙げられる事例の多さに比して、ごく圧縮された短い考察をテンポよく繰り出す本書の文体は、おそらくそれなりに読者を選ぶものであるように思われる(商業的な成功を収めた哲学書の常として、フランス語で書かれた本書のレビューのなかには、絶賛に混ざってそれなりの数の呪詛が見受けられる)。また、犬にまつわる挿話を世界の神話、宗教、文学から幅広く渉猟する本書の拡がりは、著者が犬の美徳として挙げる「頑固さ」と「繊細さ」を、読者に対してもただしく要求することになろう。その道行きを助けてくれるのが、本書のほぼ全頁に見える充実した訳註である。原著には図や註のたぐいはいっさい見当たらないが、その不便を補うべく、本書にはいたるところに適切な図版と側註が添えられている。それらを導きの糸として、著者が十分に掘り下げていない犬をめぐるさまざまなトポスを開拓するのも、本書の楽しみ方のひとつであるだろう。

2019/06/09(月)(星野太)

都美セレクション グループ展 2019

会期:2019/06/09~2019/06/30

東京都美術館[東京都]

「都美セレクション グループ展2019」に選ばれた3本の展覧会。それぞれ世代もテーマも異なるが、一つひとつ語るのは面倒なので、乱暴だけどまとめて紹介しちゃう。

まず、「都美セレクション グループ展」について。これは2012年のリニューアル以後に始まったもので、「新しい発想によるアートのつくり手の支援を目的として、企画公募により開催する展覧会」のこと。要するに、展示室の一部を公募で選んだ作家たちの企画展に無償提供するという、いわば「企画展」の「公募展」。これによって公募展の貸し会場という都美のイメージから脱皮し、企画展重視の美術館へと転換を図りたいのかもしれない。

そんなわけで、ただ仲間を集めただけのグループ展は落とされ、おのずと主義主張をもったメッセージ性の強いテーマ展が選ばれる傾向にある。とはいえ公共の施設なので、政治色の強い企画は通らない。ここらへんがビミョーなところで、あるメッセージを社会に届けようとすればおのずと政治的にならざるをえない。今回選ばれた3本は作家の世代もテーマも異なるが、いずれも明確なメッセージをもち、ある意味政治性も強い(だから悪いというのではなく、だからおもしろい)。

まず最初の「星座を想像するように──過去、現在、未来」は、星座を見ると過去の光が見えるように、歴史の上に立つ現在から未来を想像しようという試み。タイトルこそソフトだが、出品は平川恒太、瀬尾夏美、加茂昂ら7人で、戦争や災害の記憶と忘却をテーマにする骨太な作家が多い。とくに平川は、ネットで購入した戦争の勲章をカルダーのモビールのようにいくつもつなげ、その領収書を使って星座を描き出す。古堅太郎は偶然にも先日見た風間サチコと同じく、戦前と戦後の丹下健三の設計思想の共通点を暴き出す。もっとも興味をそそったのは、田中直子による戦前の児童画(日独伊親善図画)の展示。日常を描いたものもあれば、戦争画顔負けの戦闘図もあって、よく残っていたもんだ。

「彼女たちは叫ぶ、ささやく──ヴァルネラブルな集合体が世界を変える」は、主語が女性代名詞であることから察せられるとおり、おもにジェンダーをテーマにした女性だけのグループ展。「ヴァルネラブル」とは「傷つきやすい」という意味で、女性やマイノリティという「弱さ」「傷つきやすさ」ゆえの可能性と自由さに希望を託す。出品はイトー・ターリ、ひらいゆう、綿引展子ら8人。岸かおるは心臓型の表面にさまざまな色の布を貼り、ビーズなどで飾り立てるが、心臓に細工することを想像するだけで胸が痛くなりそうだ。また、同じ木の枝に髪の毛をつながれたヌード女性の腹が膨らみ、最後の1枚は赤ちゃんを抱えている4点連続写真を出したカリン・ピサリコヴァの《Apollo and Daphne》は、タイトルどおり男(アポロ)に追いかけられて木に変身するダフネにヒントを得た作品だが、深刻さがなくユーモラスに受け取れる。

最後の「ヘテロトピア」には松浦寿夫や白井美穂ら5人が出品。ヘテロトピアとは、現実には存在しない理想郷を意味するユートピアと違い、現実に異質な時間・空間が共存する場所のことで、美術館もそのひとつだ。「東京都美術館のただなかに、もうひとつ別のヘテロトピアを出現させること、あるいは、美術館という場所が備えるべきヘテロトピアという性質を回復させること」(松浦)を主旨とする。伊藤誠は上面が鏡の装置を顔に装着し、下を見ても上しか見えない状態で歩いてもらう作品を出品。こんな「彫刻」をつくっていたんだ。吉川陽一郎はテーブルや本棚を出品しているが、その本棚に「聖戦美術展」のカタログをはじめ、戦争中の雑誌などが並んでいて、日独伊の児童画とともに貴重な資料だ。

3本それぞれ異質の展覧会だが、しかしあちこちで部分的に共鳴し合い、それこそヘテロトピアのごとくひとつの展覧会として見ることも可能だろう。

2019/06/14(金)(村田真)

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カタログ&ブックス│2019年6月

展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。
※hontoサイトで販売中の書籍は、紹介文末尾の[hontoウェブサイト]からhontoへリンクされます





ART SINCE 1900:図鑑 1900年以後の芸術

著者:ハル フォスター、ロザリンド E. クラウス、イヴ-アラン ボワ、ベンジャミン H.D. ブークロー、デイヴィッド ジョーズリット
編集委員:尾崎信一郎、金井直、小西信之、近藤学
デザイン・組版:金子裕(東京書籍AD)、川端俊弘(WOOD HOUSE DESIGN)
編集協力:今野綾花、小池彩恵子、柴原瑛美
カバー印刷:図書印刷株式会社
発行:東京書籍
発行日:2019年5月20日
定価:12,000円(税別)
サイズ:A4変型、896ページ

世界最高峰の美術史家5名がアートの流れを時系列で詳説した〈アートの教科書〉待望の日本語版。
英語圏を中心に絶大な影響力を誇る「オクトーバー派」。その中心メンバーである、ハル・フォスター、ロザリンド・E・クラウス、イヴ‐アラン・ボワ、ベンジャミン・H・D・ブークロー、デイヴィッド・ジョーズリットが書き下ろした渾身の美術史。
世界各国で反響を呼んだ大著 “ART SINCE 1900” の全訳。


身体と言葉 舞台に立つために──山縣太一の「演劇」メソッド

著者:山縣太一、大谷能生
発行:新曜社
発行日:2019年5月15日
定価:1,500円(税別)
サイズ:四六判、240ページ

劇団「チェルフィッチュ」の名を海外・国内ともに不動にした立役者である看板俳優にして、独立後も演劇界にその名を轟かし続ける山縣太一の独自にして王道の演劇メソッド、満を持して刊行!身体と言葉に関する表現に関わる全ての人必読。


犬たち

著者:マルク・アリザール
翻訳:西山雄二、八木悠允
発行:法政大学出版局
発行日:2019年5月24日
定価:2,000円(税別)
サイズ:四六判、182ページ、上製

驚くべき頑固さと並外れた繊細さをあわせもち、先史時代よりわれわれの善き友人でありつづけてきた犬たち。ときに幸福な愚か者として描かれ、ときに盲目的な服従者の象徴とされるかれらはしかし、みずからの運命を心から楽しみ、喜びに身を寄せる思想家のように見える。エジプト・ギリシア神話、聖書の世界から現代思想・現代文学にいたる犬たちの物語を読みとき、かれらの幸福のありようを学ぶ哲学的断片。


情報環世界 身体とAIの間であそぶガイドブック

著者:渡邊淳司、伊藤亜紗、ドミニク・チェン、緒方壽人、塚田有那ほか
装画:ひらのりょう(FOGHORN)
本文イラスト:清水淳子(Tokyo Graphic Recorder)
アートディレクション・デザイン:佐藤亜沙美(サトウサンカイ)
印刷・製本:三永印刷株式会社
発行:NTT出版
発行日:2019年4月28日
定価:1,800円(税別)
サイズ:A5判、176ページ

現代の私たちは、テクノロジーで制御された情報に囲まれ、閉じた情報の世界を生きている。こうした状況を生物学者ユクスキュルの概念「環世界」になぞらえ、気鋭の研究者、クリエイターたちが研究会を開いた。本書はその研究会の成果。テクノロジー、人間科学、芸術表現に基づく、人間・社会の新しいビジョンを提示する。


イメージコレクター・杉浦非水展

編集:中尾優衣(東京国立近代美術館)、野見山桜(東京国立近代美術館)
編集協力:吉原佐也香
編集補助:髙橋佑香子、藤田知穂(東京国立近代美術館 工芸館インターン)、松田晶帆(東京国立近代美術館 工芸館インターン)
執筆:中尾優衣、野見山桜
翻訳:株式会社エクシム・インターナショナル、株式会社リベル、山本仁志
デザイン:髙田唯(Allright Graphics)、北條舞(Allright Graphics)、山田智美(Allright Graphics)、鈴木雅和
プリンティングディレクター:浦有輝(株式会社アイワード)
印刷:株式会社アイワード
発行:東京国立近代美術館
発行日:2019年2月9日
定価:2,200円(税別)
サイズ:B5判、208ページ

展覧会について
日本のグラフィックデザインの創成期に、重要な役割を果たした図案家の杉浦非水。当館ではご遺族から一括寄贈された非水のポスター、絵はがき、原画など700点以上を収蔵しています。本展では三越のためのポスターや、数多く手がけた表紙デザインの仕事、原画やスケッチなど、19年ぶりに当館の非水コレクションを一堂に展示します。
さらに今回は、非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック、16mmフィルムなど、貴重な旧蔵資料も初公開します。図案の創作にいたるまでの「イメージの収集家」としての側面に焦点をあて、杉浦非水の活動を改めて紹介します。

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椅子の神様 宮本茂紀の仕事

鼎談出席・執筆者:佐藤卓、佐藤岳利、梅田正徳、座馬耕一郎、米谷ひろし、藤原敬介、藤江和子
企画:LIXILギャラリー企画委員会
編集:川口ミリ、梶山ひろみ
AD:祖父江慎
デザイン:藤井揺(cozfish)
校閲:立花真紀、立花あかね
印刷:凸版印刷株式会社
プリンティングディレクション:石井龍雄
発行:LIXIL出版
発行日:2019年6月15日
定価:1,800円(税抜)
サイズ:A4判変型・並製・80ページ

新しいことへの挑戦と実験/素材への探究心/過去、現在、未来をつなぐ、椅子づくり

カッシーナ、B&B、アルフレックス、梅田正徳、藤江和子、隈研吾、ザハ・ハディド...。彼らは、日本初の家具モデラー、宮本茂紀(1937-)がともに椅子づくりに携わってきたメーカーであり、デザイナーたち。一流の面々がこぞって宮本を頼るのはなぜか。2019年4月には、数年越しに完成した佐藤卓デザインによる椅子の開発に関わった。自然素材と伝統技術に拘った最高級のソファ「SPRING」。本書はその「SPRING」を皮切りに、デザイナーと試作開発に取り組んだいくつかの事例から職人としての宮本茂紀の仕事に迫る。ものづくりの現場に約65年。後半では、歴史から椅子の構造の変遷や技術を学び、素材や座り心地を追求し続け、さらに次世代へと継承する宮本の仕事も紹介する。写真家、尾鷲陽介の撮下しによる豊富な図版とともに、新たな角度から椅子の奥深さ、魅力に触れることのできる一冊。

トーキョーアーツアンドスペースアニュアル2018

編集:杉本勝彦、トーキョーアーツアンドスペース(伊藤まゆみ、市川亜木子、竹野如花、渡辺俊夫)
インタビュー:内田伸一
翻訳:ロバート・リード、株式会社アミット
インタビュー撮影:嶋本麻利沙(THYMON Inc.)
撮影:加藤健、佐藤基、髙橋健治、中川周、永田雅裕(スタジオさる)、盛孝大(スタジオさる)、トーキョーアーツアンドスペース
デザイン:漆原悠一、栗田茉奈(tento)
印刷:株式会社 シナノ パブリッシング プレス
発行:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース事業課
発行日:2019年5月29日
定価:非売品(ウェブサイトよりPDFダウンロード可能)
サイズ:A4判変型・並製・80ページ

トーキョーアーツアンドスペースの2018年度の活動をまとめた事業報告書。

U-35 展覧会 オペレーションブック 2019

執筆:秋吉浩気、伊藤維、杮木佑介+廣岡周平、佐藤研吾、高田一正+八木祐理子、津川恵理、百枝優
特別寄稿:小松浩(毎日新聞社、岩下博樹(オカムラ)、木村一義(シェルター)、上木宏平(積水ハウス)、菅原俊光(コクヨ)、立野純三(ユニオン)、西岡利明(SANEI)、和田明彦(丹青研究所)、平沼孝啓(平沼孝啓建築研究所)
発行:アートアンドアーキテクトフェスタ
アートディレクション・制作・編集:平沼佐知子(平沼孝啓建築研究所)
印刷・製本:グラフィック
発行日:2019年6月1日
定価:926円(税別)
サイズ:A5判、188ページ

大阪駅前・うめきたシップホールにて開催された「Under 35 Architects exhibition 2019 35歳以下の若手建築家による建築の展覧会2019」のオペレーションブック。審査員は建築史家である倉方俊輔氏。

空白より感得する

企画・編集:三原聡一郎
執筆:青山拓央、フェリックス・ヘス、斉田一樹、鈴木昭男、宮北裕美、大城真、四方幸子、三原聡一郎
翻訳:大城真、石居萌
撮影:後藤圭孝、三原聡一郎、石塚千晃、武本彩子、那木萌美、金子美和
デザイン: d.d.office
発行:公益財団法人西枝財団
発行日:2019年5月30日
定価:3,500円(国内送料、税込)
サイズ:A4判変形、64ページ

2018年10月13日〜11月11日に開催された、メディア・インスタレーションのパイオニア、フェリックス・ヘスと日本のサウンドアーティストによる展覧会カタログ。展示やパフォーマンスの記録写真、アーティストノート、批評等を収録。日英バイリンガル、200部限定。

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「芸術作品」について|中井康之:キュレーターズノート(2018年12月15日号)






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2019/06/17(月)(artscape編集部)

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