artscapeレビュー
カタログ&ブックス | 2022年4月15日号[近刊編]
2022年04月15日号
展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。
※hontoサイトで販売中の書籍は、紹介文末尾の[hontoウェブサイト]からhontoへリンクされます
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語りの複数性
2021年10月9日(土)~12月26日(日)に東京都渋谷公園通りギャラリーにて開催された展覧会「語りの複数性」のカタログ。
DOMANI・明日2021-22
2021年度、全国5会場(京都・水戸・広島・愛知・石巻)で開催した展覧会『DOMANI・明日2021-22 』展のカタログ。
塩田千春 いのちのかたち
2021年12月4日~2022年3月6日に那覇文化芸術劇場なはーとにて開催された塩田千春「いのちのかたち」のコンセプトブック。
都市デザイン横浜 個性と魅力あるまちをつくる
横浜の都市デザイン活動の50周年を記念した展覧会に合わせて作成された、これまでの横浜の都市デザインを振り返るカタログ。
新・建築入門 思想と歴史 (ちくま学芸文庫)
「建築とは何か」という困難な問いに立ち向かい、建築様式の変遷と背景にある思想の流れをたどりつつ、思考を積み重ねる。書下ろし自著解説を付す。
デザイン保護法
「デザイン」の法的保護は、どうあるべきなのか? 意匠法、著作権法、商標法、不正競争防止法による保護を多角的に検討する。
現代思想入門 (講談社現代新書)
人生を変える哲学が、ここにある――。現代思想の真髄をかつてない仕方で書き尽くした、「入門書」の決定版。
彫刻2:彫刻、死語/新しい彫刻
1940年代後半の、イタリアとアメリカ。〈死語としての彫刻〉と、〈新しい彫刻〉。彫刻の言説はなぜ二分したのか──。「彫刻」をめぐる叢書、最新巻刊行。
おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる 地域×デザインの実践
わずかな予算、想定外の作業、地域の付き合い。そんな状況をおもしろがり、顔の見える関係で仕事したり、自ら店に立ったり、販路を見つめ直したり。ディレクションも手仕事も行き来しながら現場を動かし、その土地だからできるデザインを生む。きっかけ、仕事への姿勢、生活の実際、これからの期待を本人たちが書き下ろす。
デザインと障害が出会うとき
本書は、長年にわたって障害者向けのプロダクトの開発・教育に携わってきた著者による「障害に向き合うデザイン」のための書籍です。ファッション性と目立たないこと、問題解決的アプローチとオープンエンドな探求など、一見対立するように見える要素の健全な緊張関係から生まれる新しいデザインの可能性を考えます。
現代建築 社会を映し出す建築の100年史 (クリティカル・ワード)
都市、技術、政治、文化、メディア。5つの切り口で建築の現代(いま)に迫る。基本用語から、時事、サブカル、最新テクノロジーまで、建築を取り巻く幅広いトピックを一冊で学べる“クリティカル”なキーワード集。
地球的思考 グローバル・スタディーズの課題
グローバルな俯瞰力と世界諸地域の文化や社会の多様性はどのようにして思考できるのか? 様々な分野で最先端を走る研究者たちの実践を垣間見る。東大駒場「グローバル・スタディーズ・イニシアティヴ」構想の成果。
原郷の森
ダ・ビンチ、ピカソ、デュシャン、葛飾北斎、三島由紀夫、黒澤明……横尾アトリエの隣には、芸術家たちが時空を超えて語り合う「原郷の森」がある。さらにはそこに宇宙人たちまで現れて――。横尾版『饗宴』とも呼べる壮大な芸術論が展開される。
黒川紀章のカプセル建築
本書は80年代後半に黒川紀章都市建築設計事務所に所属した著者が、70年代にカプセル建築を担当した元所員にインタビューを行い、1970年の大阪万博のパビリオンや、1973年の別荘カプセルハウスK、1979年に発明した世界初のカプセルホテルを時系列に解説しました。新たに撮り下ろしたカラー写真を豊富に紹介する豪華愛蔵本です。
待ってたぞ!美術館 大阪中之島美術館開館に寄せて
もともと大阪には市民の力で作られた文化施設が数多くあるのですが、今まではそれぞれの連携が少なく今一つ存在感を発揮できていなかったように思います。この新美術館が発火点となり核となって大阪が文化都市としてスポットライトが当たるようになればと願っています。(大林 剛郎)
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※「honto」は書店と本の通販ストア、電子書籍ストアがひとつになって生まれたまったく新しい本のサービスです
https://honto.jp/
2022/04/14(木)(artscape編集部)