artscapeレビュー
現代工芸への視点──装飾の力
2010年02月15日号
会期:2009/11/14~2010/01/31
東京国立近代美術館工芸館[東京都]
工芸館で「装飾」展。昔だったら絶対に見に行かなかっただろうなあ。「工芸」も「装飾」も現代美術では敵視されてたし。じゃあ時代が変わって好きになったかというと、もちろんそんなことはない。が、マイナスのマイナスはプラスに転じるように、ムダな装飾がゴテゴテついた思いっきり役立たずの工芸には惹かれるものがある。青木克世、佐合道子、花塚愛、村上愛あたりだ。愛がふたり、どちらも80年代生まれで、とくに村上はまたもや85年生まれの今年25歳。
2010/01/30(土)
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