2019年07月15日号
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artscapeレビュー

佐藤貢 展

2011年06月01日号

会期:2011/04/27~2011/05/15

iTohen[大阪府]

和歌山の海岸で拾った漂流物を用いて、詩的なジャンクアートを制作していた佐藤。その後、名古屋に居を移し、昨年に開催した個展では環境の変化もあってか、ドローイングを発表して観客を驚かせた。次はどんな世界を見せてくれるのか、興味津々で待っていたのだが、彼の返答は再びジャンクを用いたオブジェを制作することだった。以前とは環境が違うため素材には変化があり、ガラスやメモ片を多用しているが、作品から醸し出される空気感は以前と変わらない。私自身はこの作風の方が彼らしく思えた。一方で、ドローイングの展開が気になるのも確か。別の機会に新作のドローイングも見たいものだ。

2011/05/05(木)(小吹隆文)

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