2019年10月15日号
次回11月1日更新予定

artscapeレビュー

イェンス・ブラント展「BRAND G-PLAYER4」

2011年06月01日号

会期:2011/05/07~2011/05/28

CAS[大阪府]

現在、大気圏上を周回する人工衛星は約1,200もあるそうだ。そのどれかをランダムにキャッチし、人工衛星をレコード針に、地表をレコード盤の溝に見立てて、地球の音をサウンドアートとして提示したのが、イェンス・ブラントの作品《BRAND G-PLAYER 4》だ。作品は2種類あり、ひとつは既成のオーディオを流用した外観で、もうひとつはスマートフォンのアプリケーション仕立てとなっている。また、リアリティを追究して商品カタログを製作するなど、芸の細かさにも感心した。スケールの大きさと、ディテールへのこだわり、その両方が高い水準で両立した個展だった。

2011/05/09(月)(小吹隆文)

2011年06月01日号の
artscapeレビュー

文字の大きさ