2019年07月15日号
次回8月1日更新予定

artscapeレビュー

フルーツ・オブ・パッション ポンピドゥー・センター・コレクション

2014年02月01日号

会期:2014/01/18~2014/03/23

兵庫県立美術館[兵庫県]

フランス・パリのポンピドゥー・センターにあるパリ国立近代美術館には、支援組織「国立近代美術館友の会」がある。この会は2002年に「現代美術プロジェクト」を立ち上げ、同館への作品の寄贈を続けてきた。2012年に同会の活動10周年を記念して開催された展覧会を日本に持ってきたのが、この「フルーツ・オブ・パッション~」だ。展示作品は、寄贈作品25点と、20世紀美術のマスターピース6点。前者には、レアンドロ・エルリッヒ、ハンス=ペーター・フェルドマン、エルネスト・ネト、アンリ・サラ、ツェ・スーメイといった今が旬の作家たちが数多く含まれ、後者には、ダニエル・ビュレン、ゲルハルト・リヒター、サイ・トゥオンブリーといった巨匠が名を連ねている。これだけの面々が名を連ねる現代美術展は貴重であり、実際に驚くほど豊かな作品体験ができた。幸か不幸か本展は巡回せず、神戸でしか見ることができない。情報が伝われば、きっと全国から熱心な現代美術ファンが訪れるであろう。

2014/01/18(土)(小吹隆文)

artscapeレビュー /relation/e_00024609.json l 10095670

2014年02月01日号の
artscapeレビュー

文字の大きさ