artscapeレビュー
プレビュー:開館10周年特別企画展 快走老人録 II─老ヒテマスマス過激ニナル─
2014年08月01日号
会期:2014/08/09~2014/11/24
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA[滋賀県]
芸術と老いをテーマにしたユニークな企画展。2006年に第1回展が開催され、大好評を博した。8年ぶり2回目の今回は、美術家の折元立身(画像)、花人の中川幸夫と、自らの欲求にしたがって制作を続けてきた白井貞夫、西之原清香、福田増男、小西節雄が参加する。前回は痛快の一言で、副題の「老ヒテマスマス過激ニナル」を地で行く出来栄えだった。この第2回展が更なるパワーアップを果たすとともに、目前に迫ってきた超高齢化社会に対して示唆的な機会となることを期待する。
2014/07/20(日)(小吹隆文)