artscapeレビュー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
2014年10月15日号
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(ジェームズ・ガン監督)は、凸凹メンバーによるハチャメチャな宇宙活劇の21世紀版である。懐メロも楽しいし、最後の空中戦も迫力だった。動きはまだ記号的なものが残るが、アライグマや植物など、非人間のキャラをアニメ的に抽象化することなく、人間と並べて遜色ない存在感を持たせられることに感心させられた。こうした技術が進化していくと、今度は人間の番となり、俳優が不要となるのだろうか。
2014/09/25(木)(五十嵐太郎)