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窓学10周年記念 窓学展「窓から見える世界」

2017年11月15日号

会期:2017/09/28~2017/10/09

スパイラルガーデン(スパイラル1F)[東京都]

青山のスパイラルにて、筆者が監修した窓学10周年記念展がオープンした。内容は二部構成になっており、ひとつはこれまでの10年のリサーチの成果から、小玉祐一郎、五十嵐、中谷礼仁、村松伸+六角美留、佐藤浩司、塚本由晴の研究展示である。もうひとつは、窓に触発された新作を発表するレアンドロ・エルリッヒ、ホンマタカシ、鎌田友介による現代アートだ。会場がせっかくのスパイラルなので、ただの研究発表とせず、窓に関係する現代アートを軸にしながら、研究の展示という形式に挑戦し、建築以外の人も楽しめるような内容を目指した。最終的には入場者が1万5千人を超え、大盛況となったのも、アートの力が大きかったと思われる。

写真:上=研究室展示 左中=レアンドロ・エルリッヒ 右中=ホンマタカシ 下=鎌田友介

2017/09/27(水)(五十嵐太郎)

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