2021年09月15日号
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artscapeレビュー

デュフィ展

2014年09月01日号

会期:2014/08/05~2014/09/28

あべのハルカス美術館[大阪府]

競馬場、カジノ、音楽会、パーティー……、20世紀前半のパリや南仏ニースでのブルジョワ・ライフを、軽快な線と鮮やかな色彩で描いたのがラウル・デュフィだ。本展では彼の代表的油彩画だけでなく、テキスタイル、版画、家具、陶芸といった幅広いジャンルの仕事を展示しており、デュフィが独自の画風を構築する過程で何から影響を受けたのかを明らかにしていた。また、ペン画も多数出品されており、彼の線描の魅力を堪能できたのも収穫だった。デュフィが描いた華やかな世界といまの自分のしょぼい生活は正反対だが、人生を謳歌し肯定する彼の姿勢は見習いたいと思う。

2014/08/04(月)(小吹隆文)

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