artscapeレビュー

平面を超える絵画:インスタレーションと日本画的感性

2016年07月15日号

会期:2016/05/23~2016/08/10、20、21

武蔵野美術大学 美術館 展示室4、アトリウム2[東京都]

特別講義のために、武蔵野美大を訪れ、大学の美術館に寄る。こういう施設がキャンパス内にあるのはうらやましい。「所蔵品展」や「平面を超える絵画:インスタレーションと日本画的感性」を見る。後者は日本画を学んだ後、空間をつくる出月秀明、栗林隆、吉賀あさみらが出品している。栗林はあいだを歩くことができる大きな二枚の壁を吊り下げ、出月は三角フレームとまわる巨大プロペラを制作し、なるほど、二次元を超えた展開をしていた。

写真:上=栗林隆 下=出月秀明、吉賀あさみ

2016/06/24(金)(五十嵐太郎)

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