artscapeレビュー
《千年希望の丘》《玉浦西災害公営住宅》
2016年09月15日号
[宮城県]
岩沼市へ。津波に耐えた石蔵などの震災遺構も残るランドスケープ=《千年希望の丘》を見てから、手島浩之による《玉浦西災害公営住宅》を訪問する。道路側ではない内側のデッキからのアクセス、田の字プランの回転による配置計画などによってコミュニティの形成を図る。玉浦の集団移転の全体は、地元出身の石川幹子が入り、貞山緑道が各エリアを貫く特徴的な計画がなされている。
写真:上=津波に耐えた石蔵 下=《玉浦西災害公営住宅》
2016/08/22(月)(五十嵐太郎)