2019年07月15日号
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artscapeレビュー

2010年05月01日号のレビュー/プレビュー

プレビュー:「ロゴパグ~不思議なスパイス~」森田麻祐子・中村協子 2人展

カフェ&ギャラリー アトリエとも[京都府]

会期:2010/05/14~2010/05/30(金・土・日)
美術家のムラギしマナヴと中村協子、ライターの酒井千穂が「スコップ・プロジェクト」を結成。ハンディキャップを持つ青少年の社会的支援を目的とする作業所を舞台に、今後1年間で6つのアートプロジェクトを開催する。オープニングは森田麻祐子と中村協子の2人展。今後、中谷有紀展、小沢さかえ展などが予定されており、その動向が注目される。

2010/04/20(火)(小吹隆文)

プレビュー:松井紫朗 展 Hundreds of Gardens

会期:2010/05/18~2010/06/12

アートコートギャラリー[大阪府]

“内側と外側”や“あちら側とこちら側”といった両極を連結させたり反転させることで斬新な空間概念を提示してきた松井紫朗。彼が一貫して追求してきた世界を、初期作品から近作までを通して展観。時系列の回顧展形式をとらず、さまざまな年代、形式の作品群を緊密に連携させることで、その造形思考を浮き彫りにする。

2010/04/20(火)(小吹隆文)

プレビュー:チェルフィッチュ『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』/大橋可也&ダンサーズ『春の祭典』

5月の注目作は、チェルフィッチュ『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』(2010年5月7日~19日@ラフォーレミュージアム原宿)と大橋可也&ダンサーズ『春の祭典』(2010年5月14日~16日@シアタートラム)。5年前にトヨタ自動車主催の振付家アワード(トヨタコレオグラフィーアワード)にノミネートされ、ダンス作品としての評価もされた『クーラー』など小品3本をまとめて上演するチェルフィッチュ。大規模なヨーロッパーツアーも控えている本作は、チェルフィッチュ入門として彼らを知るのによい機会といえるだろう。『春の祭典』は、近年ますます独自の方法に磨きがかかってきた大橋可也が満を持して発表する一作。いま、東京において、劇場という場で、どんな「祭典」が可能か? この問いに大橋はどんな解答を用意しているのだろう、期待したい。本国における格差問題のなかでも大橋がとくに重要と考える世代間格差に配慮して、世代別に異なったチケット料金の設定を図るなど、上演行為を社会的な問題へ重ね合わせる試みも興味深い。

2010/04/28(水)(木村覚)

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