2018年06月15日号
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artscapeレビュー

ふじのくに⇄せかい演劇祭 公演「ふたりの女 平成版ふたりの面妖があなたに絡む」

2015年06月15日号

舞台芸術公園野外劇場「有度」[静岡県]

源氏物語やチェーホフに触発された、唐十郎原作、宮城聰演出の「ふたりの女」を観劇する。冒頭はアングラ感が全開でついていけなかったが、途中から笑いの要素で解きほぐされていく。精神科医としての光源氏、6号室の患者「六条」、そして生霊に憑かれる/錯乱する葵の関係性は、古典の作品をうまく現代的に再解釈しており、感心させられる。晴れた夜の屋外舞台は気持ちがよい。

2015/05/06(水)(五十嵐太郎)

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