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artscapeレビュー

カタログ&ブックス|2017年6月

2017年06月15日号

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展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

彫刻の問題


著者:白川昌生、金井直、小田原のどか
翻訳:ペンギン翻訳
発行:トポフィル
発行日:2017年3月7日
定価:2,200円(税別)
サイズ:21.5×13cm、172ページ

爆心地・長崎から彫刻を問う──
長崎市の原爆落下中心地に建てられたモニュメントに焦点を当て、その意味を問い直す「彫刻の問題」展が2016年秋、開催されました。本書は、同展の企画者、金井直と、出品作家の白川昌生、小田原のどかによる公共彫刻の問題点に焦点を当てた論考を収録。彫刻との関わりがとくに深い、爆心地・長崎から、戦後日本の彫刻を再検証するための論集です。



マイクロシェルター──自分で作れる快適な小屋、ツリーハウス、トレーラーハウス


著者:Derek Diedricksen
翻訳:金井哲夫
発行:オライリージャパン
発行日:2017年5月26日
定価:2,600円(税別)
サイズ:A5判変形、260ページ

狭小建築プロジェクトは、材料も少なくて済み(捨てられた材料の再利用も可能)、失敗にも寛容という特徴を持っています。本書『マイクロシェルター』は、これまで机上に乗る作品を作ってきた読者を「自分の居場所を自分で作る」という、まったく新しい世界へと誘う書籍です。実際に生活できる小さな家(タイニーハウス)、世の中のわずらわしいことから逃れるための一時的な隠れ家、ツリーハウス、移動式の家(トレーラーハウス)など、狭いスペースを有効に使うための驚くようなアイデアが盛り込まれた50を超えるプロジェクトをフルカラーで紹介し、読者の想像力と独立心を刺激します。狭小建築に最適な工具の選び方や低コストの部屋の飾り方など、実践的な情報も紹介しています。



アルスエレクトロニカの挑戦──なぜオーストリアの地方都市で行われるアートフェスティバルに、世界中から人々が集まるのか


著者:鷲尾和彦
発行:学芸出版社
発行日:2017年5月1日
定価:2,000円(税別)
サイズ:18.8×12.8cm、256ページ

人口20万人の町リンツは、市民を巻き込みながら最先端のメディアアート・フェスティバルや国際コンペを開催、教育拠点のミュージアムや産業創出拠点のラボを設立、衰退した工業都市を創造都市へ変貌させた。市民を主体に約40年をかけた町のイノベーションに、都市政策・ブランディングに必要なクリエイティブメソッドを学ぶ。



ライアン・ガンダー──この翼は飛ぶためのものではない
ライアン・ガンダーによる所蔵作品展─かつてない素晴らしい物語


著者:Ryan Gander、中西博之
発行:国立国際美術館
発行日:2017年4月
サイズ:24.5×18cm、140ページ

国立国際美術館で開催している展覧会「ライアン・ガンダー─この翼は飛ぶためのものではない」展および「ライアン・ガンダーによる所蔵作品展─かつてない素晴らしい物語」のカタログ。ライアン・ガンダーのテキストと本展を企画した学芸員、中西博之氏の論考を収録。


六本木開館10周年記念展 神の宝の玉手箱


編集:佐々木康之、柴橋大典、安河内幸絵(サントリー美術館)
発行:サントリー美術館
発行日:2017年5月31日
定価:2,408円(税別)
サイズ:A4判変型、196ページ

六本木開館10周年記念展 第二弾『神の宝の玉手箱』。本展は修理後初公開となる国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》を基点に現存する手箱の名品と関連作品を集め、手箱の神宝としての姿を中心にご紹介します。
本図録は、全展示作品のカラー図版と解説を掲載しており、巻頭には修理後の《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》の全方向から撮影した画像を掲載しています。

[書籍紹介より]



U‐35 Under 35 Architects exhibition──35歳以下の若手建築家による建築の展覧会


著者:齋藤隆太郎、酒井亮憲、千種成顕、野中あつみ+三谷裕樹、前嶋章太郎、三井嶺、安田智紀ほか
発行:アートアンドアーキテクトフェスタ
発行日:2017年6月1日
定価:926円(税別)
サイズ:A5判、130ページ

「Under 35 Architects exhibition 2017 OPERATION BOOK──35歳以下の若手建築家による建築の展覧会」の図録。 2017年の公募審査には、五十嵐太郎氏が選考。各建築家のプロジェクト紹介のほか、五十嵐淳氏へのインタビューを収録。


超絶記録!西山夘三のすまい採集帖


企画:LIXILギャラリー企画委員会
デザイン:祖父江慎+鯉沼恵一(cozfish)
発行:LIXIL出版
発行日:2017年6月15日
定価:1,800円(税別)
サイズ:A4判変型、112ページ

建築学者・建築家の西山夘三(うぞう)(1911-1994)は、すまいを科学的に研究したパイオニアであり、「食寝分離論」の提言者、そして戦後のDK型間取りの生みの親である。1940〜60年代に実施した住宅の徹底調査は日本のすまいが劇的に変化した時期の記録だ。入念なフィールドワークで採集した膨大な調査票、図版や写真類からは、夘三が漫画家志望だったことや驚異的な記録魔であったことが手に取るように分かる。その夘三らしさを存分にフューチャーした西山すまい学が本書である。夘三が採集した町家、国民住宅、電車住宅など当時のすまい26項目や、自らを実験台にした西山家のすまい方の変遷を夘三の図版満載・絵解き式で展開する。漫画作品や極小文字で綴られた日記帳など夘三の多才さにも触れる一冊。

出版社サイトより]


HAPS事業報告書 2016年度


企画・編集:HAPS実行委員会事務局
発行:東山アーティスツ・プレイスメント・サービス実行委員会(HAPSx
発行日:2017年3月31日
定価:非売品
サイズ:A4判、36ページ

東山アーティスツ・プレイスメント・サービス実行委員会(HAPS)の2016年度の活動報告書。森美術館チーフ・キュレーターの片岡真実氏、京都芸術センター館長の建畠晢氏、HAPS実行委員長の遠藤水城氏による鼎談「HAPSの働きとこれからの京都アートシーン」を収録。


岐阜美術館 アートまるケットレポート 2015→2016


監修:日比野克彦
発行:岐阜県美術館
定価:非売品
サイズ:A5判、76ページ

岐阜美術館の館長、日比野克彦氏のディレクションにより2015年に開始した「アートまるケット」の報告記録。


トーキョーワンダーサイト アニュアル2016


発行:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 育成支援課
発行日:2017年6月1日
定価:非売品
サイズ:A5判、168ページ

東京を拠点に、公募展、レジデンス事業、若手クリエーターの発掘事業などを手がけるトーキョーワンダーサイト。本書はその2016年度の活動記録集。1年間に行なわれた全事業の詳細や参加アーティストのプロフィール、公募展の審査員レビューのほか、青木真莉子、山田健二、児玉北斗のアーティスト・インタビューを収録。

2017/06/14(木)(artscape編集部)

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