artscapeレビュー

高橋匡太展Roomers 特別イベント

2009年03月15日号

会期:2009/02/01~2009/02/21

MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w[京都府]

南区へ移転したVOICE GALLERYへ。展覧会第一弾は高橋匡太展で、その特別パフォーマンス・イベントの日に出かけた。入口のドアを開けるとpfs、その奥にwという二つの空間がある。pfsでは、6名の若手作家による「冬景'09」という展覧会が開催中。展示を見た後に奥へ進んで、高橋匡太の映像インスタレーションのスペースへ。空間の中心あたりに吊られたスクリーン、床、壁面などに、男性と女性が動くシルエットの映像が浮かんでは消える。その中で、山中透によるサウンドと前田英一によるパフォーマンスのライブが行なわれた。最後に、観客一人ひとりにワインが注がれたところでパフォーマンスは終了したのだが、映像にもテーブルの上にワイングラスがあった。なにかストーリーがありそうな雰囲気の男女の映像自体に目がキョロキョロと動き、あれこれとドラマを連想してしまうのだが、6箇所に投影されるそれらの映像の交錯にくわえ、パフォーマンスと映像が交錯し、不思議な空間と時間が出現していた。

2009/02/11(祝・水)(酒井千穂)

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