2018年12月01日号
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artscapeレビュー

2017年06月01日号のレビュー/プレビュー

アンデルセン展

会期:2017/04/22~2017/06/25

川崎市市民ミュージアム[神奈川県]

日本・デンマーク国交樹立150周年を記念して川崎市市民ミュージアムで「アンデルセン展」が開催されている。展覧会第1部はハンス・クリスチャン・アンデルセン博物館所蔵資料を中心に、1805年に貧しい靴屋の子として生まれたアンデルセンが作家として成功し、1875年に70歳で亡くなるまで、その生涯と人物像をたどる。筆者はこの展覧会でアンデルセンが切り絵作家としても有名だったということを初めて知った。展示されている切り絵は、おそらく色紙を半分に折ってはさみで切り抜いたのであろう左右対称で、彼の童話を想起させるお城や人物などのユーモラスな作品を見ることができる。このほか生涯に30回にも上った海外への旅、一度も実ることがなかった恋の話、VRによる書斎の再現などで、アンデルセンの作品にその人生がさまざまな形で投影されていることが語られる。展示第2部は「みんなのアンデルセン」と題して、狭山市立博物館の「第2回みんなのアンデルセン展」公募作品の展示と、アンデルセン童話をテーマとしたインタラクティブ作品を楽しむことができる。また、アートギャラリーでは本展チラシのイラストも手がけている川崎市在住のイラストレーターNaffy氏の作品展、ベーカリービジネスのアンデルセングループが主催する「アンデルセンのメルヘン大賞」受賞作のために描かれた挿絵の原画展が同時開催されるなど、盛りだくさんな企画。第1部以外は入場無料だ。
本展は川崎市市民ミュージアムが新しい指定管理者に代わって最初の企画展。駐日デンマーク大使が列席した開会式には多くの関係者が集まり、人々の関心の高さがうかがわれた。[新川徳彦]

2017/04/21(金)(SYNK)

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東北大五十嵐研のゼミ合宿9 浅子佳英/タカバンスタジオ《gray》

[東京都]

学芸大に移動し、浅子さんの自邸兼スタジオへ。外観は普通の家のままの自主施工によるリノベーションである。が、2階のリビングに入ると、屋根架構がむき出しの想像以上に大きな黒いシンメトリ・ワンルームで驚く。さらに1階へ梯子で降りると、かわいい小部屋の別世界が現われる。ただし、奥に奥に進んで到達した寝室。実は道路のすぐ脇であり、塀もないから外部にきわめて近く、何度も経験が反転する。

2017/04/22(木)(五十嵐太郎)

東北大五十嵐研のゼミ合宿8 10周年記念 東京デザインテン

会期:2017/04/14~2017/05/21

東京ミッドタウン・デザインハブ[東京都]

浅子佳英が全体監修した「東京デザインテン」展のギャラリーツアーに参加する。東京の地図を南北軸で輪切りにしながら配置し、交通インフラから始まり、タワマン、リノベーション、観光、多民族などのヴィジョンを提示し、現代の東京を考えるもの。2003年、六本木ヒルズの「世界都市展」で筆者が監修した「TOKYO RISING」のセクションと比較し、時代の変化を見ると興味深い。

2017/04/22(木)(五十嵐太郎)

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東北大五十嵐研のゼミ合宿7 坂茂:プロジェクツ・イン・プログレス

会期:2017/04/19~2017/07/16

TOTOギャラリー・間[東京都]

過去の完成した作品を振り返るのではなく、勢いがあるだけに、今年オープンしたばかりのパリの《ラ・セーヌ・ミュジカル》と世界各地で進行中のプロジェクトを紹介する。1/1の部分再現が多いのは、水戸芸術館での個展と同様で坂茂らしい。ギャラ間の天井高の関係で幾つか1/3もあるが、このスケールならディテールは消えない。

2017/04/22(木)(五十嵐太郎)

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東北大五十嵐研のゼミ合宿6 八戸新美術館プロポーザル展

会期:2017/04/10~2017/04/26

TAPERED GALLERY[東京都]

東京藝大の建築科で完成した小さな台形の《TAPERED GALLERY》を見学する。コンペの学生案をもとに設計されたもので、オープニングの企画として、西澤徹夫、浅子佳英、森純平による設計チームがコンペに勝利した、八戸新美術館プロポーザル展が開催されていた。倉庫だった壁をぶち抜き、鉄板をぐるっと床壁天井とはりめぐらす。

2017/04/22(木)(五十嵐太郎)

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