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プレビュー:大竹伸朗 展「ニューニュー」

2013年07月15日号

会期:2013/07/13~2013/11/04

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館[香川県]

1980年代初頭に鮮烈なデビューを飾って以来、絵画を中心に音、写真・映像、印刷などの表現を取り込みつつ、旺盛かつ多彩な活動を展開してきた大竹伸朗(1955-)。本展は四国・宇和島への移住から25年を経て新しい局面を迎えつつある「大竹伸朗の現在」に焦点を絞った大規模な新作展で、高さ6メートルに達するという大型の平面作品や、3層吹き抜けのエントランスに設置する巨大なインスタレーションなどの最新作をはじめ、国内未発表の作品を中心に構成される。同展にあわせ、7月17日からは高松市美術館(香川県)で「大竹伸朗 展──憶速」が開催、7月20日からは瀬戸内国際芸術祭2013にて、《女根/めこん》が女木島(香川県)で公開される。また、11月24日まで開催中の第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展では大竹のライフワークとも言えるスクラップブック全66冊が出品されている。じつに「大竹伸朗」目白押しの夏。どれも見たいところ。

2013/07/15(月)(酒井千穂)

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