artscapeレビュー

中村拓志《Ribbon Chapel》《エレテギア キッチン&ダイニング》

2017年03月15日号

[広島県]

続いて、ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道へ移動。中村拓志が設計した二重螺旋の構造による《リボンチャペル》を見学する。男女がそれぞれの階段を登り、頂上で2人が出会い、一緒に降りるという演出だ。改めて、これだけ最小の建築で、BCS賞を受賞したとは快挙である。そして浮かぶような屋根のレストランの《エレテギア》(これは昨年のJCDデザインアワードにおいて2位)、玄関まわりなどのリノベーションを見学する。もともとは船乗りを対象としたホテルだったが、ツーリズムやウエディングに力を入れ、現場では、スイートルームなど、さらにホテルの改造を進めていた。

写真:左=《Ribbon Chapel》、右上4枚=《エレテギア キッチン&ダイニング》、右下2枚=ホテルの改造の様子

2017/02/23(木)(五十嵐太郎)

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