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artscapeレビュー

八木修平「アクタラノバ」

2012年05月01日号

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会期:2012/03/31~2012/05/05

児玉画廊[京都府]

マスキングテープを貼ってはドローイングすることを何度も繰り返し、動的な線が何重にも寸断しながら重なる目まぐるしい画面の絵画をつくり出す八木修平の絵画。彼のテーマは陶酔感をビジュアライズすることだが、そのきらびやかで幻惑的な色面は、螺鈿細工のようでもある。新作は、ストロークの勢いがより増しており、不透明色の採用、ペインティングナイフで上層を削ぎ落とすなど、幾つかの新しい試みも見られた。若くしてすでに自分のスタイルを持つ八木修平だが、これら新機軸の発展次第では今後がらりと作風を変える可能性も否定できない。

2012/04/03(火)(小吹隆文)

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