artscapeレビュー
カンポ・バエザの建築
2009年05月15日号
会期:2009/06/25~2009/08/29
ギャラリー・間[東京都]
クライン・ダイサム・アーキテクツ展に続いて、カンポ・バエザ展が、ギャラリー間で開かれる。マドリッドを中心に活躍する建築家カンポ・バエザは、《グラナダ銀行》(2001)などいくつかの作品で知っていたが、実際のところその活動の全貌については、特にここ最近知ることがなかった。しかしミニマルでシンプルな空間に、光を効果的に用いる建築家として、ずっと気になる建築家であった。多分、スペインではもう大御所建築家ではないだろうか。日本では初めての彼の展覧会ということで、どのような展示になるか楽しみにしている。
2009/04/30(木)(松田達)