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東日本大震災(舞浜・浦安)

2011年05月15日号

舞浜、浦安[千葉県]

テレビでもよく報道される液状化の被害を確認すべく、舞浜から浦安を歩く。駅は真っ暗で、ディズニーランドは完全に沈黙していたが、イクスピアリはもう営業を再開していた。駅の反対側には、ショートケーキ住宅街があり、塀や道路がガタガタになっており、あちこちで工事中である。浦安に向かうと、平衡感覚を喪失するようなランドスケープ的な歩道が続く。地震で壊れたものは見かけなかったが、地盤の液状化で激しく傾き、使用不可になった交番など、小さな構築物の被害が認められた。目線より上はまったく日常の風景だが、足元、そして地下のインフラがズタズタになり、公園や公共施設、あるいはマンションに仮設トイレが多数設置されていたのも印象的である。地面には無数の亀裂が走り、段差が多数出現し、仙台の中心部よりダメージが大きいのではないかと思った。

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2011/04/06(水)(五十嵐太郎)

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