2017年11月15日号
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artscapeレビュー

アートフェア東京2015

2015年04月15日号

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会期:2015/03/20~2015/03/22

東京国際フォーラム[東京都]

リーマンショックの影響で活気を失ってから見る気がなくなっていたが、久しぶりに訪れてみると予想以上に混んでるし、それなりに活気もある。後の発表によると観客動員は過去最高の55,000人という。会場は大きく南北に分かれ、北ウィングは古美術、工芸、日本画など、南ウィングは現代美術系が中心だが、現代美術系も絵画や彫刻などわかりやすい単体作品が多く、その違いは曖昧だ。また企画展示として日本の美術を紹介する「アーティスティック・プラクティス」を2011年から開催しており、今回は「琳派」と「ヴェネツィア・ビエンナーレ」の2本立て。このヴェネツィアの第2部(もの派特集)をはじめ、いくつかの画廊で菅木志雄のインスタレーションが見られたが、つい数年前までもの派の作品がアートフェアで高額で取り引きされるなどだれが想像しただろう。また、具体の白髪一雄や元永定正らの小品にも数百万円の値がつけられていて、異人さんに連れられて行っちゃったらどうすんだと心配になる。

2015/03/21(土)(村田真)

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