2018年07月15日号
次回8月1日更新予定

artscapeレビュー

2017年06月01日号のレビュー/プレビュー

《ボルン・カルチャーセンター》

[スペイン]

《ボルン・カルチャーセンター》は、19世紀の市場の下に、18世紀の遺跡が発見され、吹抜けで地下の遺跡をまるごと展示する施設にリノベーションされたものだ。古代のようだが、近世の街並み。この辺りにかつて砦もあったことがわかる。21世紀、19世紀、18世紀の歴史が積層した空間だ。

2017/04/01(土)(五十嵐太郎)

《カタルーニャ音楽堂》

[スペイン]

ドメネク・モンタネールによる《カタルーニャ音楽堂》を見学する。これも豪華で個性的な装飾に目を奪われるし、実際それは大きなウリなのだが、モダニズムの特徴ではない。実際、バロック様式のオペラ座もそうなので、むしろ両側・上部から採光できる明るいホールであることに近代を強く感じる。いや現代であろうとも、こんなに光を入れるホールの空間は多くない。

2017/04/01(土)(五十嵐太郎)

《グエル別邸》《ミラーリェス邸の石門》

[スペイン]

今風の現代建築も建つ大学やカンプノウ・スタジアムなどの新市街エリアへ。宮殿のあるペドラルベス公園を抜けて、ガウディによる《グエル別邸》(竜のアイコンが目立つ)と、いまや集合住宅のゲートになった石門(塀とかはちょっと中国の庭園ぽい)を見る。さすがに観光客はほとんどおらず、この辺は静かだった。

写真:左=《グエル別邸》 右=《ミラーリェス邸の石門》

2017/04/02(日)(五十嵐太郎)

《ラス・アレナス》

[スペイン]

見本市での国際コミックフェアの大行列を横目にみて、リチャード・ロジャースが闘牛場をリノベーションした《ラス・アレナス》へ。イスラム風アーチが連続する皮膜だけを残し(地階部分もあえて切断)、派手でカラフルなハイテクデザインにより、ダイナミックな商業空間を再構築したものだ。頂部には、イベントを行なう場をつくる木造ドームと、それを囲んでリング状の展望台が設けられている。

2017/04/02(日)(五十嵐太郎)

スペイン村

[スペイン]

万博レガシーで見逃していたスペイン村へ。侮っていたが、これだけ本当に街らしい民家園/屋外博物館は初めて。狭い路地や配置が巧いのだが、広場や通りの楽しみ方はスペイン人ならではかもしれない。バリアフルな坂道だらけだが、日曜ということもあり、ベビーカーの家族連れが大量に押し寄せ、混雑していた。

2017/04/02(日)(五十嵐太郎)

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