artscapeレビュー
ガラスと土の造形
2016年08月15日号
会期:2016/07/02~2016/09/25
遠山記念館[埼玉県]
「竹岡雄二展」を見るため川越からバスに乗り、牛ヶ谷戸というネーミングからして田舎なバス停で降り、周囲は田園なので日差しをさえぎるものもない炎天下、田んぼのなかをとぼとぼ途中2度ほど道を間違えながら、また同好の士と合流しつつ30分ほど歩いて遠山記念館に到着。そういえば前に来たときはタクシーだったな。同館は美術館とお屋敷に分かれていて、まず美術館を見てから遠山邸内の竹岡作品を鑑賞という順路になっているのだが、これは結果的に好都合だった。汗びっしょりだったので、クーラーの効いた美術館内は天国じゃ。さすがに1930年代に建てられた純和風の屋敷のほうにはクーラーは期待できないからな。美術館では「ガラスと土の造形」を開催中で、中東からヨーロッパ、南米、中国、日本までの陶器、ガラス器、モザイク画などを展示していたが、思考停止のまましばらく身体を冷却してから出た。
2016/07/18(月)(村田真)
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