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建築系ラジオ・ツアー

2011年09月15日号

会期:2011/08/15~2011/08/17

石巻市、牡鹿、石巻市雄勝、南相馬市[宮城県、福島県]

建築系ラジオのツアーで、被災地をめぐる。福島の南相馬市から岩手の大船渡まで、三日間で10カ所以上を訪れ、女川ではキャンプを行う。多くの参加者は初めてだったが、筆者にとっては3.11以降、平均して三度目、五回目の場所もあった。今回は瓦礫の山による新しい地形の出現、もはや街が破壊されたことを想像しにくいくらい片付いた場所が生まれていること、すでに廃墟に草が生い茂っていることなどが印象に残る。
なお、南相馬市では、芳賀沼整による仮設住宅群、五十嵐太郎研究室(吉川彰布、村越怜)が基本設計を担当した集会場とその四面の外壁に描かれた彦坂尚嘉による壁画を見学した。

上:陸前高田の新しい地形
中:雑草が生い茂る南三陸町
下:彦坂尚嘉による南相馬市集会場壁画

2011/08/15(月)~08/17(水)(五十嵐太郎)

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