artscapeレビュー

トランスフォーマー/ロストエイジ

2014年09月15日号

テキサス(父と娘)ーシカゴ(本社奪還)ー広州(工場叛乱)ー香港(決戦)という流れだが、物語のディテールよりも、途中から緩急なしにクライマックスがずっと続く、てんこ盛りのマイケル・ベイ節はまったく健在である。しかし、日本は過去の侍でしか表象されず、ハリウッド映画における現代中国(資本)のプレゼンスの大きさを痛感さぜるをえない内容だった。

2014/08/18(月)(五十嵐太郎)

2014年09月15日号の
artscapeレビュー