2019年10月15日号
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artscapeレビュー

epiphany─世界を発見する方法─

2011年08月01日号

会期:2011/07/08~2011/07/18

中之島デザインミュージアム de sign de >[大阪府]

コンピューターや音響機器の特性を利用して批評的なサウンドアートをつくり出す高橋卓久真、サミュエル・テイラー・コールリッジの詩とギュスターヴ・ドレの挿絵をモチーフにしたインスタレーションを行なった岡田真希人、画家が絵を描いている姿の自画像を無数に複写、コラージュして絵画と写真の中間のような触感を持つ作品をつくり上げた来田猛。3人の作品を個展形式で同時に展覧した。いずれもユニークで質の高い展示を行なったが、私が最も驚いたのは来田の作品。最初に見た時は写真とは思えず、絵画なのにこのツルリとした表面はどういうことかと訝ったぐらいだ。今年2月に行なわれた京都市立芸術大学の作品展でもユニークな作品を発表し、話題を集めた来田。彼の引き出しには、まだまだ驚きのネタが隠されているのかもしれない。

2011/07/10(日)(小吹隆文)

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