2020年07月01日号
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artscapeレビュー

六甲ミーツ・アート 藝術散歩2012

2012年10月01日号

会期:2012/09/15~2012/11/25

六甲山カンツリーハウス、六甲ガーデンテラス、自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、六甲山ホテル、六甲ヒルトップギャラリー、六甲ケーブル山上駅・同下駅[兵庫県]

今年で3回目の「六甲ミーツ・アート」は、漫画家のしりあがり寿をはじめ、開発好明、加藤泉、東恩納裕一といった第一線で活躍する作家が招待されており、ほかにも3回連続参加の藤江竜太郎、2回連続参加のクワクボリョウタとスサイタカコもいることで、非常にバランスのとれたラインアップを形成していた。肝心の展示も、例年最も見応えがある六甲高山植物園から六甲オルゴールミュージアムにかけてのエリアで、加藤泉、今村遼佑、クワクボリョウタ、井口雄介、タン・ルイらが質の高い展示を行なっており、六甲カンツリーハウスのしりあがり寿、小山めぐみ、開発好明らの展示もインパクトがあった。主催者は「3回目にして過去最高」と自負していたが、その言葉に納得である。これから秋が深まれば、六甲山上では紅葉も楽しめる。都市部と隣接する地域でありながら、豊かな自然と現代美術を満喫できるのだから、なんとも贅沢なアートイベントである。

2012/09/14(金)(小吹隆文)

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