2020年07月01日号
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artscapeレビュー

椎原保 展 ephemera/ここのむこう

2012年10月01日号

会期:2012/09/25~2012/10/07

ギャラリーアーティスロング[京都府]

画廊の備品のほか、懐中電灯、レンズ、水、火、再帰性反射布など野素材を、互いが緩やかに関係するよう点在させたインスタレーション。見た目はスカスカな空間をゆっくり歩くと、見えてくるのは、光の多彩なバリエーションだ。じっくりと空間を味わううちに、自分の日頃の美術鑑賞が、いつの間にかワンパターンになっていたことに気付かされる。慣れないスポーツや柔軟体操をして筋肉や身体の動きに改めて気付かされるように、椎原の個展は凝り固まった精神をほぐしてくれた。

2012/09/25(火)(小吹隆文)

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