2021年12月01日号
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artscapeレビュー

奇想の女子陶芸 超奇想!超デコ!超手しごと!~関西発21人展~

2013年11月01日号

会期:2013/10/15~2013/10/22

阪急うめだ本店 9階アートステージ[大阪府]

超細密な手仕事の集積、本体を超えんばかりの装飾、異様な外見、独自の制作法といった特徴を持つ女性陶芸家たちが集結した。作家の半数以上は1980年代生まれだが、その頃にデビューしたベテランも2名含まれる。百貨店での展示だけに販売面への配慮もあり、純粋なオブジェは少数。基本は器の展覧会であった。それでも彼女たちの仕事の特異さを見るには十分で、現代の陶芸界で起こっている地殻変動を垣間見られた。彼女たちの仕事はどこまで行っても陶芸のメインストリームにならないかもしれない。しかし、そのしがらみのなさ、自由さは特筆すべきものであり、いまを全力で生きる風情が少なからず支持を集めている理由であろう。出品作家を50音順に記す。植葉香澄、内田恭子、馬岡智子、梅本依里、大江志織、大槻智子、篠崎裕美子、新宮さやか、高間智子、田中知美、谷内薫、堤展子、津守愛香、楢木野淑子、花塚愛、原菜央、服部真紀子、藤信知子、村田彩、山極千真沙(直前に1名の出展がなくなったため、実際には20名の展示となった)。

2013/10/15(火)(小吹隆文)

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