artscapeレビュー

カタログ&ブックス│2009年8月

2009年08月15日号

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

パターン、Wiki、XP 時を超えた創造の原則

著者:江渡浩一郎
発行:技術評論社
発行日;2009年7月10日
価格:2,394円(税込)
サイズ:A4

デザインパターン、Wiki、XP。一見,何の関係もなさそうに思えるこの3つは、実は同じ起源から発生した兄弟です。...アレグザンダー(パターンランゲージの発明者)、ウォード・カニンガム(Wikiの発明者)、ケント・ベック(XPの提唱者)らが織りなす約半世紀の歴史物語をたどりながら、優れた創造を行うための共通原則に迫ります。[技術評論社サイトより]


西沢立衛対談集

著者:西沢立衛
発行:彰国社
発売日:2009年8月
サイズ:四六判、232頁
価格:2,300円+税

建築家の西沢立衛が、次なる建築をめぐり徹底対談。対話者は、原広司、伊東豊雄、藤本壮介、石上純也、妹島和世、長谷川祐子という、建築の最前線で活躍する6名。ここに収録した7つの対話には、世界を相手に建築創造に向き合う彼らだからこそ発せられる言葉にあふれている。さらに本書は、北は青森から南は熊本まで、さまざまな建築作品を舞台に対話を繰り広げてきた西沢立衛の旅の記録でもある。[彰国社サイトより]


藤森照信 21世紀建築魂─はじまりを予兆する、6の対話─

著者:藤森照信
発行:INAX出版
発行日:2009年6月30日
サイズ:A4判/112頁(カラー)
価格:2,205円(税込)

「建築のちから」シリーズでは、伊東豊雄、山本理顕、藤森照信の3人が、建築が直面している問題をとらえ、建築の読み解き方と可能性を探る。シリーズ第一弾は、藤森照信が注目する6組の若手建築家たちと対話を重ねる。建築家たちは今どこにつくる動機を置いているのか。モダニズム建築の“透明で白い箱”からどう逸脱していけるのか。そして、対話のすえに藤森がとらえた21世紀建築のはじまりの予兆とは。巻末に伊東豊雄、山本理顕との鼎談も収録。若手建築家の6作品を写真家・藤塚光政による撮下し写真で掲載。[INAX出版サイトより]

2009/08/17(月)(artscape編集部)

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