2020年10月15日号
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artscapeレビュー

2015年06月15日号のレビュー/プレビュー

サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡

会期:2015/05/23~2015/08/30

原美術館[東京都]

原美術館にて、「サイ トゥオンブリー 紙の作品、50年の軌跡」展を見る。これまでに小さな企画展示は見たことはあったが、まとまった規模で半世紀の活動を振り返る展覧会は初めて。アルファベットの文字が崩れていくような線の戯れに始まり、線でとらえた世界、面の集積や重ね合わせ、華やかな色彩など、手法の展開をたどることができる。

2015/05/26(火)(五十嵐太郎)

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ルオーとフォーヴの陶磁器

会期:2015/04/11~2015/06/21

パナソニック 汐留ミュージアム[東京都]

パナソニック汐留ミュージアムの「ルオーとフォーヴの陶磁器」展へ。第一章で鍵となる陶芸家アンドレ・メテを紹介し、第二章は画商ヴォラールの誘いで、陶磁器の絵に参加したフォーヴ(野獣)の画家(ヴラマンク、ドラン、マティス)による作品、そして第三章が同館の得意とするルオーという流れで構成されている。他のアーティストの作品と比較すると、陶磁器とルオーの作風は相性がよいことがわかる。

2015/05/26(火)(五十嵐太郎)

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野球と鉄道──幻の球場と思い出の球団

会期:2015/04/07~2015/07/20

旧新橋停車場 鉄道歴史展示室[東京都]

旧新橋停車場の鉄道歴史展示室の「野球と鉄道──幻の球場と思い出の球団」展を見る。思いがけず、武蔵野グリーンパーク、藤井寺球場、大阪スタヂアム、西宮球場など、20世紀前半の東京や関西の球場のドローイング、模型、写真などの資料がいろいろ集まっており、これを調べていくと、面白い建築のテーマになりそうだった。

2015/05/26(火)(五十嵐太郎)

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Le fil rouge(赤い糸展)

会期:2015/04/08~2015/05/31

エスパス ルイ・ヴィトン 東京[東京都]

表参道ルイヴィトンのエスパスの「赤い糸」展へ。これは圧倒的にタティアナ・トゥルヴェの作品がよかった。磁力を用い、天井から床に向かって、斜めに、かつバラバラの方向に張りつめた無数の糸の群れ。だが、糸の先端にある尖った金属は床に接触しない。宙に浮いているかのようだ。天井が高い、明るいエスパスの空間だからこそ、ダイナミックなインスピレーションとしてより魅力を増している。

2015/05/26(火)(五十嵐太郎)

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大英博物館展──100のモノが語る世界の歴史

会期:2015/04/18~2015/06/28

東京都美術館 企画棟企画展示室[東京都]

東京都美術館の「大英博物館展」へ。アーティストの自意識を見せる美術展と違い、いわばアートやデザインの境界にあるさまざまなモノたちが集合し、人類200万年の歴史をたどる壮大な企画だ。西欧中心ではなく、世界各地から100をセレクションし、それぞれに短いキャッチコピーをつけて、わかりやすく見せる工夫がなされている。なお、東京都美術館が選ぶ、独自の101番目は、坂茂による避難所で設置する紙管の間仕切りだった。

2015/05/27(水)(五十嵐太郎)

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2015年06月15日号の
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